スイートコーンは鮮度が命 栽培した人だけの特権です 【鮮度と栽培方法】②

スイートコーンは鮮度が命 栽培した人だけの特権です 【鮮度と栽培方法】②

スイートコーンは絶対つくるべき なぜ甘い【家庭菜園】①でお話させて頂いた続きです。

栽培については、下の方に書いていきます。ちょっとその前に食べ頃が大事です、というお話の続きです

新鮮、新鮮、鮮度がいいよ~朝もぎ野菜って重要ですか。

なぜ新鮮が大事なのでしょう。当たり前ですが、瑞々しくて、シャキシャキして、甘くて、絶対鮮度がいい方が良いに決まってる。
収穫してからどんどん落ちていくものがあるからです。特に味や水分。
葉物野菜(ほうれん草・小松菜・水菜等)は特に2日程常温に置いておくと、葉が黄色くなって萎びてきます。それは、植物が生きている証拠で呼吸とエネルギーや水分の消費です。したがって、早く食べたほうがおいしい。だから新鮮なものを?

でもそれって、野菜のはなしではないですね…..

それって鮮度と貯蔵のことですから

スイートコーンは絶対つくるべき 栽培した人だけの特権

野菜を例に挙げますと、トウモロコシはタネの未熟果を人間は食べています。一番、甘い。トマトやキュウリやナスはタネが成熟していないときに果肉を人間が食べます。ほうれん草や小松菜はタネができる前の葉を食べます。

つまり成長途中の未熟果を人間は食べています。完熟ではありません。「完熟だから買おう」「完熟だからおいしい」はありません。完熟を辞書で調べてみますと、「実やタネが完全に熟すこと」「種が完全体になるまで」と定義されています。

トマトやナスやキュウリやトウモロコシは完熟ではないと言えます。*例外は必ず生物にはあります。ご理解くださいませ。「じゃがいも」とか言わないでね。し~(^_-)-☆

「半熟」です。なんか細かい事言っていますね。(*_*)笑

つまり、成長途中の野菜を人間が勝手に早く収穫して食べているんです。

家庭菜園を経験されている方なら思い当たるかもしれません。野菜を触るとぽろっと取れてしまった事。あの状態が実に十分栄養がいきわたった証拠=完熟です。

ではなぜ、完熟を収穫しないのでしょう。

それは、「未熟果=半熟」の方がおいしいからです。熟れすぎていてまずい事の方が多いですし、日持ちがしません。

つまり今の食べ方、品種自体が未熟果を食べる前提になっているからです。今もあるのでしょうか?「大きくなって完熟したきゅうり」を生で食べることができないので、煮物とか酢漬けにして食べること。昔おばあちゃんが良く作ってくれましたよ。もう20年以上前の話です。食べ方が全く違います。

今の時代は流通と技術が進歩し「コールドチェーン」

「コールドチェーン」例え

レタス農家は、朝の2時、電気をつけながら収穫して、日の出には出荷しています。

配送トラックは当然冷蔵車両で、そのまま市場かスーパーに行きます。ほうれん草はや枝豆も予冷庫に保管させて出荷したりと、鮮度を維持するために、生産・物流・販売・消費と途切れることなく流通しています。つまり、鮮度が悪いのは許されない時代なんです。そこで鮮度、鮮度は意味をなさないように思います。ご家庭で必要な量を必要なだけ買う。このような時代なんですね。

ずばり未熟果は成長途中。だから鮮度が落ちるのが早くて当然、もぎたてしかありません。

もぎたてスイートコーンの鮮度の実力がすごい。

(*’ω’*)それが楽しめる人間になりたいです。

その果実も成長の途中の一番おいしいタイミングよく食べないといけません。その為、収穫のタイミングが非常に大事です。植物にできるだけ果実をつけておいて、その野菜の特徴に見合った最適の時間と期間。植物は、人間が食べるまでの都合は考えてくれません。

最高の瞬間キターーーーーー(^_-)-☆です。

その証拠がコチラ

スイートコーンの甘さは変化します。旬が一番甘い。

今収穫したてのトウモロコシと昨日収穫したのとでは「あれっ、なんか違うぞ」すぐに甘みの違いが判る位味の違いが変わります。
スイートコーンのおいしさが続くの収穫に適した日数は非常に短くて、3日位だと思ってください。

3日前だと若くて水っぽく甘くない、3日以降だと、固くハリがなくなって甘みが薄くなる

美味しい旬って一瞬なんです。その一瞬を楽しむことができるのはスイートコーンです。

その一瞬のインパクトが非常に強いので、このトウモロコシは甘いとか甘くないとか言われるわけです。

旬を楽しむのが一番ですが、取れすぎて食べきれない場合は、すぐに茹でて冷凍することで貯蔵するとよいでしょう

スイートコーンの収穫してから糖含量がどうなったのか調べたグラフです。

出典:農研機構:スイートコーンの収穫直後の推移グラフ(味平390)品種は味平390(ウルトラスーパースイートコーン種)

この表を見ると収穫してから24時間までは糖含量12度です。しかし48時間後(2日)では8~10度に低下しています

また、朝6時に収穫したほうがお昼の12時に収穫するよりも糖度が高い傾向があります。

つまり、朝取り、当日に食べるのが糖度があってベスト

スイートコーンに「コールドチェーン」も効かないのです。

それ以外では、店頭に並んだ瞬間が一番良い状態だと思います。なぜなら農家はそれを計算して出荷しているからです。

そのタイミングのずれの違いを違う野菜で例れば、トマトです。

全体が真っ赤で、果皮に張りと光沢がある「今食べたいっ( *´艸`)」ってなる状態。その状態と流通によるタイムログを考えて農家は出荷します。

夏場の温かい時期に、3日後にスーパーに並ぶなら、トマトの全体の6割が赤くなった状態で収穫して出荷する。そうすることによって、流通している時間に全体が赤くなる。冬場なら温度が低いので8割位で取らないと赤くならない。真っ赤になっちゃったトマトは、加工用や直売所で販売することで食べごろを調整しています。

トウモロコシの栽培方法「株間と植え方」

○トウモロコシの中で「スイートコーン」はもっとも肥料が沢山いります。できるなら、直播してください。
左の絵のように3粒まいて、最終的には右図のように1本にします。

○4月16日に種まきしたタキイ種苗「おひさまコーン88」という品種を128穴が開いているプラグトレーを使いました。
よく生えているように見えますが、一度温度が足りなくてほとんど生えなかったこともあります。

○6月1日ではこのような状態になりました。
失敗したのが、実は夏場、熱くなると予想して白マルチを使用しました。予想が外れ低温で推移したので生育が遅れています。
「思ったより小さいなあ~」

○6月20日頃です。一気に大きくなり何とか取り戻したようです。
この頃には雄花が咲き始めるころになるので、追肥をしないといけません。追肥は有機肥料100%で通路に、そして、液肥を株元に流す作戦で行きました。「一株当たり50g程度です」

下の芽かきはしない。放置プレイで

下の株元から、新しいスイートコーンの株が2~3本生えてきています。以前は、栄養分を取られるということで株元から切り取っていました。
しかし近年、スイートコーン事態には影響が少なく、逆にとることで、風によって倒伏することがあるから、しない方が良いと言います。なのでほったらかしにして大丈夫です。

トウモロコシの栽培方法「受粉と交配」

先に雄花が咲いてきました。トウモロコシの気持ちは「ほかの品種と受粉したい」って思っている他花受粉です。

雄花が先に咲いて、雌花が後に咲いてくるようなシステムになっています。

これは「かぼちゃ」も同じ。つまり「種の保存」としていろんな品種と交わるのが本当の自然の摂理なんです。しかし、「スイートコーン」を作るにはこれが許されません。

トウモロコシは絶対つくるべき なぜ甘い【家庭菜園】①で話した通りです。

遅れること4日、下の方に雌花が咲きてきました。左には、雄花からの花粉が飛んできています。

ひげの正体は、トウモロコシの「めしべ」です。長く伸びるめしべは「絹糸(けんし)」。

粒の一つ一つから伸びていて、「ひげ」は細かい毛のようなものが生えています。花粉がつくと受精します。

トウモロコシの粒とひげの数は同じ。粒の数は品種によって違うけれど、600粒位あるすべてに受粉しないといけません。
ひげは、1週間位下の方から上にかけて少しづつ、咲いてきます。

すべて受粉が終わりには時間がかかりますので注意が必要です。
雄花を切り取って、3日おきに2回ぐらい、雌花につけてあげるとよいでしょう。

○共同利用などの畑で混色になる可能性がある場合には、強制的に花粉を午前中に3回程度めしべにつけてあげましょう。

また、苗をおすそ分けするといいですね。「とっても甘いから一緒に作りましょうって 」^^) _旦~~

見ずらいですが、雄花の受粉した後は、すべて雄花を切り取っています

実は「トウモロコシ」を食べる害虫「アワノメイガ」がいます。右図の害虫「アワノメイガ」ですが、トウモロコシにつきます。また、不思議なことに1株に1匹がほとんど。なぜか。害虫には幼虫の株間移動が、めっちゃ盛んな分散があったから、つまり雄花の花粉のにおいに引き寄せられて、次々に分散が起こったと言えます。

つまり「スイートコーン」を密集させないようにしないといけませんね。しかし、この分散の仕方には驚きます。”(-“”-)”

農薬を使わない「アワノメイガ」対策

「アワノメイガ」はなぜ「トウモロコシ」を見つけることができるのでしょう。それは、「トウモロコシ」の花粉が「アワノメイガ」を引き寄せるといわれています。ずっとつけていると「アワノメイガ」を呼び込んでしまうので、受粉が終わった雄花を切り取って畑から出す作業をしましょう。するとトウモロコシを見つけにくくなります。

○7月20日ごろの収穫時期です。

収穫は「20日」で、ジャストみーーーと!

 

雌花の「ひげ」がそろって受粉してから、ちょうど20日。収穫予想のタイミングです。この日。
心配なら、ひげが生えている部分が一番受粉が遅いのでちょっと触ってしっかり固くなっているころ、フカフカしてない。また、ちょっと剥いてみてもいいでしょう。

今回は、タネをまいた日が4月16日、収穫日が7月20日と大体、90日間で作っています。

品種は「おひさまコーン88」88とは88日で収穫できるということなので、ほぼドンピシャ。

結構、簡単で初心者向きですので皆さんチャレンジしください。