収穫祭やイベントに最適。スイートコーン・トマト・キュウリの品種はコレがおススメ。

収穫祭やイベントに最適。スイートコーン・トマト・キュウリの品種はコレがおススメ。

(´;ω;`)ウゥゥ今年の長雨の影響でお客さんは少ないと予想。手袋・マスクを用意しての収穫祭の開催となりました。

「なんだ、なんだ。さわがしいなあ」カエルのそんな声が(+_+)。

収穫祭・イベントの概要

この収穫祭は、農場を開放して、自由に散策して頂き、収穫を楽しんで頂くという企画です。当然収穫したものは最後に清算して頂くのですが、大きい・小さい・若いなど農産物によっては価格も違いますね。

「でも、そんなの関係ね~~(笑)」収穫したものはすべてお会計です。

農場のスタッフはいますが、圃場の案内と収穫道具の貸し出し、収穫の方法のチラシを渡すだけで、付き添いは一切しません。時間も自由。

ほぼスタッフは会計するのみ。

大事なのは農家は口を一切はさみません。消費者に任せます。野菜の大きさや未熟も勉強です。

収穫をご家族で楽しみ、畑をピクニックをして頂くためこの企画を始めました。この「畑は直売所」という企画は5年目を迎え、町内外のお客さんが新鮮な農産物を収穫できるとあってリーピーターさんが多いのも特徴です。スタッフも最小限にして手間を省きます。

・トウモロコシ1本200円

・ナス・キュウリ・トマト・枝豆は1kg550円

お客さんには、生で試食してもらいその感想です。100%
「こんな甘いスイートコーン初めて食べた(笑)」
「親戚に送りたい」
「生でたべれるの?ほんと甘い」
「コーンが光ってる」
「トトロのメイちゃんみたい」
嬉しいお声を頂きました。
開催期間が終わってもお問い合わせがあったほどです。私は若干、「おひさまコーン88」の方が食べた感じでは甘いように思いましたが、さほど変わりません。

という事で「畑は直売所」開催しました。お陰様で、雨天にもかかわらず多くの方が来場され、1200本ほどあったスイートコーンが2日間で完売・トマト・きゅうりも完売いたしました。皆さん本当に楽しんでもらえてスタッフも多くの元気をいただきました、一同感謝です。

収穫祭・イベントに最適なスイートコーン・トマト・キュウリの品種はコレ!

そこでイベントにもってこいの品種をご紹介します。イベントとなると収穫日の予想と安定的な農産物の量、そして、1番大事なのはおいしさ。これが最大の課題です。農業においてお天気次第と言ってしまえばそれまでです。スーパーの商品では経験できない高品質の野菜を作る必要がありますよね。でもこれってとっても簡単なことなんです今、食べたくなる野菜を、食べたい状態にして野菜畑に入ってもらう。思わずかじりつきたくなる食べ頃野菜です。

スイートコーンのおススメ

スイートコーンは、今とても甘い「スーパースイートコーン」と呼ばれる品種が多くあります。このスーパースイートコーンの能力を最大限引き出していてお客様に食べて頂くには、当日に食べて頂くのが最適です。それだけ鮮度が大切で、甘さのピークが1週間程度で短く、せっかくの糖がでんぷんに変わってしまいます。

その一瞬は間違いなく美味しい。これができるのは畑しかありません。どうしても流通に乗ると1~2日は最低かかってしまいますからね。また、収穫までの期間をある程度把握できるのも強み。

気を付けないといけない事は収穫遅れ。

「えくぼ」と呼んでいるんですが、粒の上がちょっとへこんで「えくぼ」のように見えることからそう呼んでいます。これは収穫適期を過ぎたスイートコーンの症状です。もう糖分が十分乗って低下している所になります。これではおいしさ半減になります。適期を逃さない事。

スイートコーンのおススメ品種は、「おひさまコーン88」タキイ種苗「おおもの」ナント種苗です。どちらの品種も黄色種で大型400g程度、良く似ており、とっても甘い品種。

タイプ

・スーパースイート88日 皮付穂重:500g前後

・草丈:190cm前後
・発芽適温:30度
・発芽までの日数:約4~6日
4月16日に播種したので予想では、7月16日が収穫適期になりますが、予想より早く、7月11日が最適な収穫日と判断しました。結果として85日での収穫です。
実際の糖度は、18度。皮つき重さは500gとこの日射量の少ない時期のわりにはすごく高い、歩留まりも非常に良い品種です。ほかにも甘いスイートコーンがあるのですが、重量がある大きな品種を選びました。
味はびっくりするほど美味しいです。ただし、欠点としては、ややボリュウム感が少なくほっそりしています。また、発芽が非常に不安定ですので、苗を育てて移植したほうが確実でした。直播もしたのですが3粒落としているにも関わらず、発芽しない箇所が所処ありました。

スイートコーンの基礎

スーイートコーンは自花受粉の「劣性遺伝」によって発現したものです。つまり、本来トウモロコシ「スイートコーン」は他の花によって受粉する他花受粉の作物です。これが自分の雄花と雌花が受粉したことによって発生したものです。いわゆる胚乳の突然変異種です。このようなことがトウモロコシの一部で発生しているため、原産地が特定できない事が難しいとされています。混じりけのないスイートコーンの種子を得るためには苦労したといわれています。昔、インカ人はアルコール飲料としてのチッチャや焼きトウモロコシスイートコーンを貴重に扱いスイートコーンを盗む罪を特に重くしていたといわれています。同時に栽培に当たっては盗難を避けるために他の実取りトウモロコシの中に植え外側から見えないように配慮して栽培したともいわれています。
利用にあたっては糖分が多く、舌触りが良い、さらに発酵が速やかであることから、貴重品として扱われていました。
受粉受精は雄花が咲いて花粉が落ち、飛散が行われます。ついで、1~3日後から絹糸が抽出し始め、受粉が行われます。これは自家受粉しないためでもあります。自家受粉を完了するには7~10日内外を要します
また、温度も関係しており24℃~30℃内外で60%以上受粉し、30℃以上で着粒率40%以下になってしまいます。つまり、暑い夏の日中には受粉があまりできないので、受粉させるなら天気の良い早朝です。
スイートコーンの気持ちなって考えてみれば分かることなんですが、劣勢遺伝を避けたいのが本音です。それを人為的にむりやり劣勢遺伝させて作り上げたものなのです。つまり、遺伝的に非常に弱く退化しています。このような植物は自然界に生きていけない、種子を残せない弱い植物なんですね。他のトウモロコシは遺伝的に強いのでどんどん負けてしまい、いずれ無くなる。人間の好みで作りあげられた野菜の代表です。

トマトのおススメ

トマトの品種は、「桃太郎ファイト」タキイ種苗

タイプ「味は申し分なく、断然作りやすい、完熟大玉トマト」

・糖度が高いので、高糖度栽培しやすく、桃太郎シリーズは現在22種類の姉妹品種があります。そのなかでも特に食味が良いです。

・病気に強く、青枯れ病・葉カビ病等多くの病害抵抗性を持ちます。
・色むらの発生が少なく、熟すのが早いです。
トマトの食味に関しては、人によってさまざまな嗜好性「好み」があります。甘いのが好きとか、酸っぱいのが好き、青臭いのが好きとかね。
実際の糖度は5度ですが、食味が非常にバランス良いのがこのトマトの特徴です、つまり万人受けします。更に水分を絞った高糖度栽培にすることで甘くておいしいトマトが作ることができます他にもたくさん桃太郎系の品種を作ってみましたが、断然作り易い。直売所向けの品種だと思います。実の大きさは若干ばらつきがあるように思いますが、摘果してしまえば問題ないです。また、トマトの色むらの発生はほとんどありません。家庭菜園や夏秋どりに最適だと思います。ミニトマトには糖度や病害の抵抗性は劣りますが、大玉トマトの中では一押しです。

キュウリのおススメ

きゅうりの品種は、「トライ」「トライアル」「四葉伸作」「短径節なり四葉」久留米種苗園芸

タイプ「キュウリが良くなります。食味がよい」直売所向けできゅうりの本来の特徴が満載。

・家庭菜園なら「四葉キュウリ」とげがあって、白い粉を吹きます。これらの特徴は市場では避けられていました。キュウリはほとんど水分だから味は必要ないとされていたのでしょうか?この品種は味が抜群に良いのが特徴です。サラダや漬物にとっても良くあいます。市場ではほとんど出回ることのない特殊品種です。
・ほぼ100%の雌花率で、1果成りである胡瓜らしい味のある、胡瓜です。ほのかな香りと風味があり、しゃきしゃきして美味しいです。
久留米種苗園芸は、キュウリ専門のメーカーと言っても過言ではありません。それくらいきゅうりに精通していらっしゃいます。キュウリは品種によって大事なことは、キュウリがちゃんとなるかならないかです。特に単位結果(受粉しなくても果実になる)(収穫が早い)キュウリは、まず雌花がちゃんと付くかどうかが大事なんですね。それが主枝雌花率です。きちんと書いてあります。これを見ればほとんどの品種が70%以上です。また、キュウリの病害「べと病」「褐斑病」「うどん粉病」などなにに抵抗性品種「病気にかかりにくい品種」があるのかちゃんと使い分けることができます。

欠点は家庭菜園としてはほとんど出回っていないのではないでしょうか。お近くの種苗店で注文してお取り寄せ品種となります。農家の専用って感じですね。勿体ないですね。四葉キュウリのメジャーな品種として「黒サンゴ」「夏サンゴ」「四つ葉きゅうり」サカタのタネ、「シャキット」タキイ種苗。が有名です。

是非、収穫祭開催してみてください。