新年、明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。
新年を迎え、ブログを頑張って、続けていきたいと思っています。
Sabimariは野菜を中心に作っています。作ったその野菜は町の直売所と加工場との契約出荷でほぼ全量販売しています。青果市場やJA出荷は以前はしていましたが、今は直売所のみです。また、畑だけでなく、水田で米や大豆なんかも作っていますし、自社の加工施設や直売所がありますので、追々、皆さんにご紹介したいと思っていますので楽しみにして下さい。
また、農業は毎年1年生といわれるくらい、自然に同じ年はありません。勉強しながら書いていきますので、皆様温かく見ていただけると嬉しいです。
今年は、皆様にとって穏やかな年になることお祈り申し上げます。
この画像は、朝の風景です。AM7:05頃 朝もやで視界は30mってところでしょうか。
オレンジのコンテナの周りに、女性らしき、日本手ぬぐいした方がいらっしゃいます。自転車がちらちら、黄色いおしゃれな軽トラックも。
実は、直売所に出す野菜が、オレンジ色のコンテナに入っています。もうすぐ、直売所行きのトラックがやってくるので、立ち話しながら待っているんです。だいこんや白菜、こんにゃくや切干大根が入っています。周りにいる女性は農家のおばあちゃん(推定80歳?!)
笑顔で「おはよ~さん、さむいの~。」
穏やかな朝の日課です。
しかし、これが不自然です。
「雪が全くない」((+_+)) 「しかも、暖かい」この風景は4月末の風景にしか見えまえん。
ここは、福井県池田町です。標高200m以上ある、山間地です。豪雪地帯に指定されている所です。ここは毎年2Mを超す雪が降ります。1月中はしめった雪が降り続き、雪が積もれば正月関係なしで、屋根に上って雪下ろしし、屋根が終われば今度は、家の周りを除雪。一服はいろりで暖を取り、ミカンや餅を焼いて食べゆっくり過ごす。のがいつもの池田町民。かな
それが「自転車でお出かけ。ましてや、農産物を出せるなんて、、、、」
フキノトウが直売所に出荷されているのにもびっくりです。3月、雪解けの食材なのに…
喜んで良いのやら、悪いのやら、不安が。なぜって?
メリットとしては、雪が降らないので、屋根の雪下ろし、家の前の雪かきなどの除雪の重労働に開放され、農産物を出荷できるのです。が、デメリットは雪が降らないことで、春先の水田の水が無いのです。つまり山にあった雪解け水がゆっくり流れ、春の小川から水田を潤していました。山も水を貯える水が無いことで生態系も変わってくるでしょう。山菜なども場所が変わるといっています。また、土や微生物、虫も雪が無いことによって、今までのように作ることができないのではと不安があります。
天気が荒っぽいって感じがします。つまり地球温暖化、実感しますね。
できるだけ環境に負荷をかけないように先祖から後世に繋げないといけないと思いました。
穏やかな1年になりますように
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