野菜作りの基本的なこと 光合成はすごいシステム【家庭菜園 初心者】

野菜作りの基本的なこと 光合成はすごいシステム【家庭菜園 初心者】

光合成なくしては、すべての生き物は存在しえない。

当たり前でまじめに話すのがちょっと恥ずかしいです(*´ω`*)しかし、野菜づくりするのであれば、知っておいて頂きたいです。植物は、酸素を出していますか?、酸素を吸っていますか?どちらでしょう。そんなの簡単ですね。

光合成って言ってますから、酸素を生み出しているんです。でもそれだけではありません。

野菜作りの基本的は、「いきもの」と理解することだと思います。作物学は日進月歩で進歩が著しいからなおさらです。

私たちは、ごくごく自然に、当たり前のように食事をして眠り呼吸をして暮らしています。

作物もまた、ごくごくあたり前に生きゆく自然の営みに沿って成し遂げています。

私たちが、普段私たちが食べているものは何でしょう?燃料ですか?スーパーで野菜が並んでいたり加工食品として、ファーストフードとして食べている食品を見て「いきもの」としてとらえることは無いでしょうね。

「消費期限」「賞味期限」ばかり見ていませんか?食事というものを楽しんでいますか?「いきもの」を感じて頂けると嬉しいです。

野菜作りで知っていてほしいこと。

「いきもの」にとって、炭水化物を得ようと思ったら光合成なくしては存在しません。つまり、動物は植物が作った炭水化物を食べ生きています。もし、でんぷんを人為的に分解してブドウ糖を得るには、作物が死んでしまうような高温や強い酸を加えなければできません。

それが作物体内ではごく普通の温度で、しかも高速で行われています。とても不思議で驚くべき「いきものである植物」の姿です。

このことのを知ると作物の味方が変わってくるのではないでしょうか。

私なりにできるだけ、簡単に説明したいと思います。

「いきもの」生きていくためにエネルギーが必要です。

動物や植物などその活動するためのエネルギーの獲得方法はどの様にしているのでしょう。

呼吸によって酸素を取り込み、ブドウ糖を分解して、その時に発生するエネルギーを獲得します。つまり、作物体内には無数の物質が存在しこれらは絶えず分解と合成を繰り返し、生活が営なわれています。

ブドウ糖 + 酸素 → 炭酸ガス + 水  +  エネルギー  

常に呼吸しているのは酸素を人間はためておくことができないんですね。

*「ただし、 いきものに関して100%という言葉は存在しません。常に例外があることを理解してください。」

酸素は空気中に有りますが、ではブドウ糖はどこから得ているのでしょうか?

その前に、酵素(こうそ)について。

酵素とは、たんぱく質の一つです。酵素が存在するだけで化学反応を助ける働きがあります。でも酵素自体は何ら変化もありません。触媒とも言います。人間にも酵素があって、例をあげれば唾液です。「ご飯をよく噛んで食べなさい。とか、ご飯をかみ続けていると甘くなる」これらはタンパク質を糖に変えて、分解する働きをする酵素「アミラーゼ」のことを指しています。酵素は動物も植物にも「いきもの」には存在します。ということはタンパク質があれば酵素によって、ブドウ糖が得られることになります。

ではタンパク質はどこにあるのでしょう。

光合成は地球を支える素晴らしいシステム

植物が動物と違うところは、特殊な場合を除いて光合成によって炭水化物を作ることができることなんです。動物はその炭水化物を食べて生きているのであるから、地球のすべての生物は光合成なくしては存在しない。

緑の植物は太陽の光を使って、空気中の炭酸ガスと根から吸収した水で、糖やでんぷんなどの炭水化物を作ります。

炭酸ガス + 水 +光エネルギー  →   炭水化物  + 酸素

CO2         +  H2O                                  ⇒                 CH2O     + O2 

ちょう簡単にざっくりといえば、

緑の植物が持つ光合成は、二酸化炭素と水を光の力で、最短でご飯と酸素を作るシステムです。

こんな感じです。すみません。ざっくり過ぎたかもしれません。言葉足らずですが、雰囲気だけでも伝えたかったので( 一一)

また、植物のこのような働きを司るものは、細胞の原形質であり窒素化合物であるタンパク質が主要成分です。ということは、窒素など作物の生育や収量に大きく影響するのです。

図で見るともっと分かり易いと思いますので画像を載せておきます。

*引用「作物の生理」S61 著者 林 茂一

植物の呼吸と光合成の代謝について、簡単に説明できる文献ものが少ないので、見にくいですが光合成と代謝の関係を表しています。

植物の当然「いきもの」です。エネルギーを必要としてますので、呼吸し、酸素を吸収して炭酸ガスをだしています。と同時に光合成をして、炭酸ガスを吸って、酸素を作り出しています。相反することを同時にしています。

「あれっ」小学校の頃植物が酸素を作っているって、教わりませんでしたか?

ですよね。少し付けくわえておきます。

呼吸は常時植物で行われています。しかし光合成は常時おこなわれていません。日中の太陽光が当たる時、光合成して酸素を出している量が大きく呼吸を上回るので、酸素を出しているように見え、逆に夜間は光合成できないので、呼吸による炭酸ガスを出しています。

簡単ですが、光合成の仕組みをご理解頂けたら嬉しいです。

 

疲れましたね、この話。

けど面白いと思います。

太陽光がエネルギーとして活用できる時代になってきましたが、人工光合成は、植物が行っているほんの少し、まだまだ開発途中です。

植物がなぜ最初から花や実を成らせないのか。どこで光合成しているのか。なぜ、株間や条間を取らないといけないのか。なぜ肥やしを与えないといけないのか。光合成しなかったら当然植物は大きくならないのです。

繋がってきませんか?

今回は光合成だけですが、どれも無駄なことがなく、分解と結合、偶然ではなく必然、つながりがあることがわかってくると、なんだか愛情がわいてきますね。