種まき、生える!【家庭菜園 入門】

種まき、生える!【家庭菜園 入門】

そもそです。

植物も出発点は、タネの発芽です。農家さんも発芽にはかなり気を使います。なぜですか?タネがもったいないから? (笑)あってますよ。生えなかったらもったいないですよね。種って結構高いから、「野菜をスーパーで買ってきたほうが安かったね (;^ω^)」って思いますよ。

種は、種屋さん、スーパー、ドラッグストアでもどこでも売ってます。タネ撒きしたことがない方はいないと思います。多分皆さん、芽が出た経験もていると思います。

しかし、待っても、待っても芽が出てこなかった経験もしていると思います。小袋400円ぐらいで買えますから、待ってるうちに忘れちゃって「どんな野菜まいたのだろう?」

農家のおじいちゃん、あるあるネタ「種は若いもんに、撒かせるとよく生えるんじゃ」「わしはもう引退や~」っていう事あります。なんて答えたらよいか困りました。そうですね~って

決して言えない。

私の中ではあながち下ネタだけではないと思います。雑に種まきした方が良い!?結果になる事が有るからなんですね。

絶対、発芽を成功させる方法

についてお話します。

発芽に絶対必要なものが3つあります。皆さんもご存じだと思います。そうですね。

①水②温度③酸素

です。絶対ではないですが、ものによって絶対必要なもの

④光

この4つを理解していれば、「絶対生えます」ここを間違えると生えません。

 

かぼちゃのタネで説明しますね。

かぼちゃは水50%、温度37度、好暗性植物なので、これに近づけます。

では具体的に例を挙げて説明します。かぼちゃのタネをホームセンターで買ってきます。

1.小袋350円、8粒、有効期限2019,12とします。裏面には後発芽率が書いてあると思います。発芽85%以上です。

2.種を撒く土(土は専用の土を使ってください。「種まき培土と書いてあるものを使用」)に水をたっぷり溢れるくらいしみこませて、20分位放置してから、深さ2cm、指第一関節が埋まる位に穴をあけます。

3.穴にかぼちゃのタネを入れて、穴を土でかぶせます。そして、またたっぷりと水を与え新聞紙をかぶせます。

4.次にタネを撒いた容器を日の当たる暖かい庭先に持っていきます。少し汗ばむ位の所で管理します。

5.2日後新聞紙の下の土が乾いてきたら暖かい日中に水を与えてください。乾いてなければ結構です。4日で芽がます。

 

①の水について説明します。種は種皮や果皮によっておおわれ乾燥しています。それは種子は生長が一時的に停止していいる状態です。なので種子は生きています。水によって種子がぶよぶよ膨れ芽が出やすいようになり、呼吸や器官の生成に必要になってくるのも水です。因みに種子の給水量は品種によってかなり差があります。

作物の種類 給水量
小麦 60%
トウモロコシ 39.8%
ひまわり 56.6%
ソラマメ 157%
エンドウ 186%

豆の給水量が多いですね。煮豆にすると大豆がどんどん膨れあがったの結構沢山煮豆ができちゃった経験あります。

②温度についてです。

種子の発芽と温度℃

作物の種類 最低温度 最適温度 最高温度
10 34 42~44
小麦 0~2 26 40~42
大豆 2~4 34~36 42~44
ひまわり 4~10品種格差 31~37 37~44
かぼちゃ 10.5~15.6 37~44 44~50
トマト 15 25~30 35
大根 10以下 15~35 35
ほうれん草 10以下 15~25 35
マリーゴールド 20

発芽にはその種子にとって最適温度(発芽が最もよく行われる)最高温度(それ以上では発芽しない)最低温度(それ以下では発芽しない)があり、作物によって大きく違います。また、同一作物であっても違う場合があります。マリーゴールドって黄色い5夏の花壇を彩っていますが、発芽が20度が最適とは思いませんでした。夏野菜は比較的高温で発芽しますし、秋野菜は低温で発芽します。

③酸素についてです。

酸素は発芽が始まると呼吸が盛んになるのでなくてはないものです。作物によって「酸素の要求量)は違います。小麦や大根・ナスは酸素が多く必要です。水はけや土が固めっていると発芽が悪くなります。逆に、コメ・人参・ペチュニアは、酸素が少ないとされています。ですが、大きくなるにつれ成長には必ず酸素がひつようです。

④光についてです。

光は作物によって必要なものとそうでないものがあります。発芽に光が必要なものについては、ベゴニア・ペチュニア・ごぼう・みつば等を好光性種子。反対に光があると発芽しないものキュウリ・かぼちゃ・トマト・ナス・ジニア等の好暗性植物です。あまり深く考えなくて結構です。種子の覆土はしたほうが良いです。ただし。やりすぎ・少なすぎはよくありません。

種子の大きさに合わせましょう。細かい種子なら、覆土は少なめ、大きな種なら種子の大きさ位の覆土をしましょう。覆土(土をかける事)についてもう少しだけ、

種子の果皮・種皮が剥がれて根や双葉がでます。種皮がきちっと剥がれないといけません。そう、覆土の土が押さえて地面に種皮が残っているのです。

 

種子の寿命

しかし、安心してはいけません。発芽はしても、育たないことがあります。それは、種子の方に原因がある事がたまにあります。「発芽率低下ににつき種子増量中」って種子の袋に表示されていたら要注意!!本来発芽すべき発芽率を下回っている場合、かなり悪いと思って結構です。

もう一つ、種子の比重です。種が重いかどうか、つまり実が詰まっているかどうかです。比重が重ければ、発芽率が良くなります。種子メーカーは、この選別をしているという事です。つまり比重の軽い種子はどこに販売しているのでしょうか_?

そう、ですよね~”(-“”-)”

花のタネなどに多く、たまに野菜でもあります。実は、種子が老化している場合が多く、発芽がそろわない。奇形が生じ、結局ものにならなかった。事例があります。気をつけてくださいね。

発芽率と発芽勢との違い

発芽率とは、植物の種子を一定条件で発芽させ、播種数に対する発芽数の割合を百分率(%)で示したものです。

発芽率の計算 例)播種種子数が 100粒 14日目までに発芽した種子が 89粒であるため

   発芽率(%) = 89  × 100  = 89 %

100

発芽率は89%となります。

発芽勢とは、植物の種子を一定条件で発芽させ、播種後5日目の発芽率のことです。栽培目的の種子では発芽が揃うことが重要なので,発芽の揃いがよいことの指標になります。

 

発芽勢(%)= 発芽した種子粒数  × 100

播種した種子粒数

 

 

発芽率が良くてもそろわないことがあります。これは、本来5日で生えるタネと14日で生えるタネがあるということです。古いタネほど生命力が弱くなるので発芽勢が低くなります。このことは種子には何も書いたありません。なので約2週間種子の発芽率が全部同じだと思わないように注意が必要です。

種子の冬眠

種子には何らかの原因で発芽しない仕組みがあります。自発休眠・他発休眠の2つ。でも、販売されている種子は休眠が溶けているのであまり関係ありません。要するに休眠は種を保存するための植物の工夫ですね。