野菜の種子(タネ)の袋に重要な情報【小袋の裏を見る】

野菜の種子(タネ)の袋に重要な情報【小袋の裏を見る】

野菜の種(タネ)にこだわる理由

野菜づくりは栽培方法はどこで勉強していますか。

私のブログ??(^^♪たいていの方は、タネの袋の裏側に書いてある通りにしませんか?でもよくわからないから、ホームセンターで苗を買いそのまま畑に植えるのではないでしょうか。

昔の方はよく言ったものですね。誰かは知りませんが「苗半作」。苗で作物の生育の半分がきまる。それは言い過ぎだと思いますがそれだけ大事なことだという事です。私はタネも考えての苗半作「種苗半作」だと思います。

種(タネ)の袋事情「うらがわの事情」

タネの袋の裏側を詳しく見たことがりますか?

いつ播くのか種の播き時があってるかでしょう。普通は表の写真のようなりっぱな野菜ができることを想像して、また例えばタイトルの「大玉で作りやすい!早生種」って所しか見ないですよね。

しかし、タイトルは全くあてになりません。なぜなら地域によって気候が全く違うからです。また、種苗メーカーは各地域で試作試験を行いそれでも中々うまく作れまていません。

「2019○○賞です」いつまいても、どこでも、美味しくて、きれいな野菜が作れたらそんなに数多くの品種が世の中に有るはずありません。この地域にこの時期はこのタイプの品種があっているとしている。

各地域で試交配品種として、試作試験研究を何年もして、継続しています。

結論は作ってみないとわからない。でもやはり失敗はしたくないので、種苗メーカーは比較的病気に強いものを「家庭菜園向き」など比較的作りやすい品種を家庭用として販売しています。

ということは、当然プロ農家専用の品種があるのです。プロ品種は一般に流通しているものから、こだわりの品種、時期や地域限定で販売しているもの。種苗メーカーのカタログに無い隠れた品種があるといいます。そう、出回らない産地用のタネが存在します。地域ブランドなどいろいろな事情があるんですね。

タネの袋からわかる良いタネの選び方。

タネは生えないとタネじゃない。私たちは、タネが生えることを信じてます。タネ屋さんは種が生えるためにいったいどのような工夫をしているのでしょうか?2つの事例を見ながら説明していきます。

発芽率の表記

青い□で囲んだ所・緑で囲んだ所をご覧ください。

見づらいですが有効期限 2,020年4月 発芽率85%以上 です。これは2020年の4月まで発芽率85%を種子代金の範囲で保証しますとの事です。現在2019.12月ですから来年の4月までタネが生えるという訳ですね。横のDFとはアルミフィルムやポリエチレンフィルムとの複合構成により防湿性を高めたという意味です。

青い□で囲んだ所をご覧ください。

発芽率検査年月日が’19年.10月現在 75%以上です。 これは2019年の10月に発芽試験したところ75%以上の発芽しました。有効期限は検査日より1か年。責任はお買い上げの種子の範囲内ですという訳です。

種子の表記に違いがみられました。有効期限指定と検査日から有効期限1年とどちらが信用できるのかは問題ではなく、「無きにしも非ず」ですが、どちらが分かり易く見やすいかといえば上の青いラベルの有効期限表示ですね。

製品ロット番号

上の青い表には製品ロLOT382ト と書いてあります。下の白い表にはなにも記載がありません。製品LOTは、その種子の生産や管理などの情報を特定するためのものです。もし何かしら種子に問題があったら、クレーム等があった場合にそのたね屋さんが原因を突き止めるため、また出荷した先が一体他にもどれくらいあるのか等の対応するための情報番号になります。なのでこれも、大事な要素ですね。下のタネにはありませんでした。

赤の□で囲んだ所をご覧ください。

容器包装材の表記

P・PE・M・PET と書いてあります。これは、袋の素材を表します。成分の多い順から、並べてあります。P=紙 PE=ポリエチレン M=金属 PET=ポリエチレンテレフタレートです。色々な素材を使った複合素材です。近いものには、レトルト食品や冷凍食品の袋に似ています。なぜこのような袋に入っているかというと、密封性.防湿性.耐熱性.でしょう。このような素材は、流通での圧縮や変形、酸化や紫外線、ネズミや虫などから守ります。また陳列しやすく、見た目がきれいですね。

 と書いてあります。紙の素材です。しかも糊付けですね。なので、水にれるとしみこみ、タネがだめになります。ネズミもかじるかもしれません。防湿性や密封性はどうでしょう。

種子の数量の表記

コチラは数量180粒この袋に入っているということです。

プラグトレー128穴なら、2枚必要だとわかりますね。発芽率85%以上なら153本は作れます。より正確です。

因みにフイルムコート種子とあります。これは、種子にポリマー加工して色を付けました。何かと言いますと、タネに殺菌剤の消毒と種まきした時に落ちているかどうか見やすくするために目立つ色を付けています。ほかにもいろいろな技術によって発芽しやすいようにしています。詳しくはタキイ最前線をご覧ください

発芽に影響する種子処理についてはほうれん草の種まきの方法。品種を吟味し、揃えて育てる「新しい種子を使う理由」の記事をご覧ください。

コチラの方は数量30mlです。おちょこ1杯?大さじ2杯?ですね。ほうれん草の大きさが大根位かな。100株~500株あるかな~。大体ですね。

商標登録された品種

マークご存じだと思います。商標登録された品種にはタイトルの後ろに、ゴマ粒みたいにが入っています。

品種名がきちっと表示されている小袋の方が信頼度が高いです。特に商標登録の品種は種苗会社のおススメと絶対の自信がありますから、おススメで間違いないです。

タネの選び方について例を挙げながら説明しました。

種子の表記(重要)

○○交配と書いてないのは、固定種です。固定種とは混じりけのない品種です。ここだけの話です。○○育成は固定種。 例えば、大豆・在来種・○○唐辛子とか○○瓜です。このような品種は、紙の袋に入って、○○ml、発芽率○○%以上、15%増量とか書いてあります。生産地 ○○県、とってもレアで貴重です。

 

まとめ

技術が進み、近年種子の「発芽」が非常に良くなってきています。発芽と品質だけを見るなら表示を見ればわかります。しかも品種も遺伝子で分別できるそうです。種子の袋を見ると何となくですが、種子の事情が見えていますよね。野菜を作る目安となってくれると嬉しいです。

  • タネの袋は、ラミネート加工したものが良い。
  • マークは種苗会社の自信作
  • タネの量は、体積ではなく、数量が良い。
  • 種子の発芽率の増量は一見沢山あるからいいですが、発芽率が悪く帰ってコストがかかる。
  • 在来種はお宝が眠っている可能性がある。種が採れる。

 皆さんもお気付きだと思いますが、種子の生産地は日本ではありません外国産です。日本で作られている野菜のほとんどが外国で生産された種子を使っているという現実です。日本で作られた品種にもかかわらずです。また日本で使っている肥料のほとんどが外国産です。

近年、除草剤耐性のある野菜とか、遺伝子組み換え植物が騒がれていましたが、今はゲノム編集技術です。

種を作らない「ターミネーター遺伝子」とどめに種苗法改正と大変大きな流れが見られます。外国に頼る農業になっているのかと改めて思います。もうこの流れは止められないかもしれません。知らず知らずのうちに食しているかもしれません。100年後の事よりも10年後の事が大事だそうです。もしかしたら自分でタネを採取することができなくなる時代になるかもしれません。もしかしたら、完全自動化の農業がやってくるかもしれません。

これはどういう意味か分かりますか?

タネは食料の元です。食料生産が世界、いや一企業の独占になる可能性があるんです。農業の将来はいったいどうなるんでしょうね。

しかし、家庭菜園はきっと続くでしょう。なぜなら収益を求めていませんし、自分で作ったものほどおいしいものは有りません。楽しめれば、ちょっと家族のだんらんの一役になればよいそれでいい。そんな魅力や発見があります。

まだ、ブログも始めたばかりで不慣れですが、よろしくお願いいたします。(*’ω’*)

sabimariより