キャベツの作り方 手っ取り早く作るポイントはココだけ①【家庭菜園】

キャベツの作り方 手っ取り早く作るポイントはココだけ①【家庭菜園】

最近野菜は暴騰暴落しなくなったように思います。私の若いころは、「農業は博打や」って聞いて、あの農家はメロン御殿があるよ。って農林漁業ってそんな世界があるんだと、不思議に思っていた記憶があります。実際、私が行った農業大学校の入学式に新車のスポーツカー(三菱GTO・・)乗ってきた同期で農家の息子が居たのを思い出しました。”(-“”-)”

最近は加工用や契約栽培によってもう少なくなりましたが、キャベツは暴騰暴落しやすい農産物です。この変動が大きいのはその作り易さにあるのではないでしょうか。作り易いからみんなが作る、天候に左右されやすい、そうなると市場が安定しない。=変動が大きくなる。私が栽培していて結球しないキャベツはほとんどありませんでしたから。

キャベツを手っ取り早く簡単に作る方法

キャベツはほとんど周年栽培(1年中作ること)できると思っていいです。家庭菜園なら種苗店に行き、時期の品種の苗を買う。10本もあれば十分食べることができます。肥料は白菜ほどはいりませんが、結球しだしてからでは手遅れですので最初に肥料はあげてください。そして一番厄介な育苗を省くことで、良いスタートが切れると思います。キャベツの苗づくりは、発芽や徒長するなどちょっとだけコツがいります。

キャベツには、最大の注意事項があります。

絶対に虫がつきます。虫よけの完全被膜が必要になります。「害虫を寄せ付けない。その1」農薬を使わず、害虫を寄せ付けない。その2」を駆使してください。品種によっては虫、病気に強い品種もあるのですが,あまり美味しくないですね。

なぜ?手っ取り早くできるのでしょう? ( ´艸`)この辺りにキャベツの作り方のポイント。

キャベツの原産地

原産地は地中海沿岸です。野生種は、ケールを思い浮かべてください。そうです。「青汁」です。まずい。けど体に良いといわれてる青汁です。同じ仲間として、ブロッコリーやカリフラワーです。キャベツは、「生でも、焼いても、煮てもとっても美味しい、甘い、保存性が良いのが特徴です。最近「雪下野菜」ってキャベツの甘みを出す保存方法が出てきました。キャベツは収穫してもなかなか萎びてきません。ついつい、保存していたのを忘れるくらいですね。

生育の特徴

キャベツの生育はやや酸性が好きですので石灰を少しまいてください。酸性が強すぎると根こぶ病になります。キャベツと同じアブラナ科の品種(白菜・ブロッコリー・カブ・カリフラワーなど)特有の土の病気で、また次年度も再発する恐れがあります。これを防ぐのは土を加湿にしないのが良いとされていますが、秋冬にかけては、中々乾かないので難しいです。高畝や石灰をまくことでならないように注意が必要です。

生育の適温は20~30℃ですが、5℃でもゆっくりとですが成長しています。すごいことに、0℃では成長こそしませんが、枯れることがありません。しかもマイナス5℃でも大丈夫と言われています。

結球させるためにはココ重要です。

キャベツは結球します。当たり前ですね。白菜は葉が重なって結球しているように見えるのですがキャベツは巻きます。結球するまでの間、外葉、言い換えれば横に開ききった状態のおおきな葉がつき次と展開し、18~20枚で結球します。早生、晩性、大小関係ありません何が違うのか?それは、葉の大きさと厚みです。白菜と一緒。大型品種の重量が重いというのは1枚の葉が厚くて重いから時間もかかるそれだけ。

つまり、18~20枚までの外葉が光合成をして養分を生成すると考えられますよね。その外葉が青虫に穴だらけとなったらどうなりますか?

これでも、小さいながらに結球していきます。少ない養分で、葉脈にため込まれた養分を使って結球するのです。これは、カリフラワーブロッコリーにも言えることです。ここが白菜とは大きく違います。白菜の場合は葉が込み合わないので結球できません。お花のように開いたままになります。

外葉の筋さえ残っていれば、後の葉が無くてもキャベツができます。

なんとなく理屈がご理解いただけたでしょうか。

結論です。「外葉をどれだけ健康に育てることができるか?」これで大きさが決まります。

18~20枚の葉の養分状態で決まってくるので、結球が始まってきてからの肥料はもう効果がありません。

最初の話に戻ります。なぜキャベツが暴騰暴落していたのか?

農家にとって、キャベツがお得なのは大きいもの、つまり晩性種しかも、作りやすい。ですが収穫時期が全国かぶります。だから、収穫期が読みにくいキャベツ産地に偏りが起きやすいということが理由の一つといえます。なので、早生を使ったり、加工用や契約といった栽培が普及し、価格変動を抑えているのですね。

蒔き時

春まき「春にまいて、夏から秋に収穫」暖地向き

夏まき「夏にまいて、秋に収穫」寒冷地向き、高原向き

秋まき「秋にまいて、冬に収穫」暖地か中間地

キャベツの法則

キャベツをひっくり返してみてください。葉柄(キャベツの太い筋)が3つあると思います。その順と角度が同じ大きさで等間隔に並んでいます。軸の周りを葉が8枚出て3回転する法則があります。具体的には、上から見て葉が重ならないように少しづづずれて葉が並びます。その並び方は8枚で3週し、1枚目と同じ位置に来る。という法則です。これを葉序といいます。つまり、135度の角度で葉と葉が並んでいるということです。

言い換えれば、下からキャベツを見て、きれいなベンツマークが出ていれば、健康という証拠です。

今度からキャベツの下を覗いてみてください。