なすの育て方 肥料・支柱・うねづくりを初心者向けに解説 【動画あり】

なすの育て方 肥料・支柱・うねづくりを初心者向けに解説 【動画あり】

ナスはトマトと同じナス科だからトマトと同じ作り方で大丈夫!?

確かに共通点は多いと思います。花の色は違いますが、花の形はそっくり、また、枝葉の付く順番もトマトと一緒で、一番最初につく花は、葉が7~9枚目で突きます。その後葉が2枚で1花咲いて実がなります。これを主にして、葉2枚で次々と着果していきます。また、花が咲いたすぐ下の脇の葉の間からでる「わき芽」がもっとも強い「わき芽」なのでこれを仕立てていきます。

原産地は

同じナス科でもかなり違います。原産国は育て方を考えるときの気候の目安となるので重要です。ナスの原産国は、インド東部です。南米のトマトやじゃがいもとは違ってインドは言うまでもなく、暑いです。雨も多いです。そんなインド東部でナスはどんな進化を遂げたのでしょう。

日本では温室ハウスあるので一年中出回りますが、暑い時期が適期なので6~11月が旬です。家庭菜園ではよく作られている品目です。

小茄子から米ナス、長ナスまでたくさんの形があり地域によっては伝統野菜として重宝しています。調理の仕方によって用途が使い分けています。

ナスは作りやすいので初心者向きといえるでしょう。でも長く株から収穫し続けるためには、コツがやっぱりあるんです。

つやつや、ずっしりしたナスを作る基本はコレ!「ナスの栽培方法」

ナス苗を植えつけるためには、前もって畑を上の図のような形にしましょう。植える前日にはたっぷり水を含ませておくと 苗と畑の活着がスムーズですよ。

肥料は畝を立てる前に

肥料はできるだけ長く持たせるために、有機質肥料を中心に畝に混ぜ合わせるように施します。元肥料は、1㎡当たり50g程度、完熟たい肥1㎏、その他化学肥料20g程度入れます。また生育を見ながら追肥もしていきます。

上の2つの写真と画像を載せておきました。2つともナスの支柱の立て方なのですが。枝が最終的には大きくはみ出します。その為、株のわきに支柱(しちゅう)をクロスさせるように立てて、風雨やナスの重さでナスの株が折れたり倒れるのをふせぎます。最初に花がさいた枝と、その下2つの3本を残して、ほかの芽はつみとります。

苗選びのポイントは丈夫な大苗。

「接ぎ木部分がしっかりとくっ付いている事」

「接ぎ木の下と上の太さがほぼ一緒な太さ」

「葉が大きく、下葉が黄色くなく、緑。新葉はやや黒みがかっている紫色」

「苗の中で小さいものは選ばない・しっかり強そうな苗」

畑づくりのポイントはウネの地面を隠す、出さない。

  • 土が乾くことをナスは嫌います。なので、土をマルチで、敷き藁で隠しましょう。水分が逃げにくくしましょう。
  • 風によって苗や大きくなった時に風によって倒れないように支柱(180㎝)を立てます。
  • 雑草を防ぎ、肥料を雨に流されないように黒マルチを張りましょう。マルチ(150㎝)を選び、高畝が(100㎝)です。
  • マルチの効果は雑草を防ぎ、雨で肥料が流れないようにするためです。因みにワラや枯草で代用できますが、しっかりとかける必要があります。
  • 通路もワラを敷いて、泥はねを防ぎます。

ナスは水が好きな作物

とは言え、排水が悪く、地下水位の高い所では根が腐ったり、アオガレ病という怖い病気になります。つまり、水が溜まっている状態に弱いのです。なすは水分の多い作物なので、水が足りないと実が固くなります。

水やりのポイントは土を乾かさないこと、つまり水を与えることが多いので、マルチ(黒いビニール)で地面を覆い乾かないように、また、泥はねして病気がうつらないようににもすること。栽培期間も長いですからゆったりした間隔がいいですね。

支柱の色が緑なので、見にくいですが、支柱がクロスになっています。

暑い6月中旬なので、温度を下げる意味で白いマルチです。また、11月頃まで長く栽培したいので、主軸をせん定して2本にしていく方法をとっています。少し違いがあるのですが、ナスは結構いろんな仕立て方や作り方があると方だと思います。

この画像のもう一つの工夫は、ナスの横に枝豆でコンパニオンプランツ。

ナスを植えるときに端っこに枝豆のタネをまきました。植物には一緒に育てると生育が良くなる相性の良い作物があるんです。それをコンパニオンプランツっていいます。お互いに協力しあって大きくなります。なので、ナスは成長途中の肥料を枝豆からもらい。枝豆はナスに日陰と害虫を寄せにくくしています。ナスが大きくなった頃には枝豆として食べてしますので、ナスの邪魔もしません。

ナスの仕立て方

ナスは、2本、3本に仕立てて、枝が邪魔にならないように作ります。注意点としては茶色に木化したら強いのですが、まだ紫色の枝は弱いです。ナスが大きくなってぶら下がるとその重みに耐えれなくて「ぽきっ」と折れます。(*_*)

そこで、枝を支えてあげないといけないのです。上の動画で説明してますので参考にしてみてください。

ナスの肥料のやり方

肥料は絶対に切らさないようにしましょう。かといって最初にやりすぎてもいけません。後でやるのは大丈夫です。最初の肥料は株と根を大きくするための肥料だと思ってください。沢山実がなるようにしっかりと株を作ります。ナスは枝を整えないと次々と花が咲いてナスがなります。うれしいことですが、ナスの株が全体的に疲れてしまします。特に夏の暑い途中につかれてしまうと後半の2か月がバテバテで結局枯れてしまいます。マラソンランナーのような体力をつけないといけないのです。

そのため、追肥をこまめにあげることが必要なんですね。有機質肥料で結構ですので、1株当たり20g位2週間に一度はあげましょう。そうなると3回以上は追肥しないといけないです。特に7月下旬ごろ、梅雨開けしたときに肥料と水が無いとどんどん黄色く枯れていきます。

この画像はちょうど収穫時期ですが、葉の色は薄いかもしれませんが、ずっしりとしたツヤのあるナスができました。

ナスの更新選定

これはナスの株を気温が高い盛夏の時期に一度休ませる「更新剪定」という方法をとると、涼しくなる初秋頃に株が元気を取り戻してまた多く実をつけ始めます。

この方法は梅雨明け頃に一度なすの株を大きく切り戻し「上に伸びた枝を切り、下のワキ芽を伸ばす」根も少し断つ「断根といってスコップを作って土にさして少し根を切る」事で暑い時期に大きな株を維持させる事で、なすにかかる負担を減らす方法です。こうする事で暑い夏の間、大きくなった株を維持する事で株が疲れず、また台風時期に伸びきった茎が徒長して倒れるなどのリスクも軽減する事ができます。

切り戻し前のなすが夏の旬で、暑さに対抗するため、皮が若干厚めです。それに対して、切り戻し以後に実るいわゆる「秋なす」は、若干実が小振りのしまった形になりますが、実も皮も柔らかく味もうま味を増しておいしくなるのです。

「暑い夏に漬物や田楽、焼きナス、いろいろ楽しめて最高!」トマト、ナス、キュウリは体を冷やす野菜です。なのでダイエットにもいいかも。

ナスの台木には注意「超危険」

接ぎ木のナスを作っていると、トゲがあって成長の良いナスのようなものが下から伸びて1.5m位まで。これは台木専用のナスです。ホントは、上のナスに栄養と水を送るの根の役目だけなのですが、嫌がって自分も大きくなりたいって脇から出てきます。もちろん食べれません。しかも、切り落としても次々と生えてくるは、切った枝が地面に捨てておくとそこに根をはって成長するすごいタフ。葉の筋に鋭いとげがって触って悲鳴上げます。

成長が強いのは十分知っていましたがこれほどとは、”(-“”-)”

このような特徴を使って、接ぎ木の技術を考えた人はえらい!!