簡単で、おしゃれな野菜を育ててみたい。プランターでも作れる絵になる野菜って何が良いのだろう?
清涼感があって、おしゃれな野菜を育ててみたい方必見!こんな野菜が手軽に作ることができます。
このブログは野菜の育て方について掲載しています。この記事では、カラフルな野菜「スイスチャード・リーフレタス・サラダ菜」ついて掲載しています。
また、リーフレタス・サラダ菜やスイスチャードの育て方のポイントを紹介します。
スイスチャードの育て方
フダンソウと言うと知ってるけど、スイスチャードと言われると、何?ってなってしまう自分にジェネレーションギャップを感じます。
和名はフダンソウ(不断草)と呼ばれます。フダンソウは、葉物野菜で、主に炒め物として食べます。「フダン」とは絶え間なく葉が成長し、常に収穫できる様子が、絶えず→断たず→不断→フダンと名前に由来したと言われています。
ほうれん草や砂糖の主原料である甜菜(さとう大根)、そして赤紫色をしたビートなどと同じで、リーフビートと呼ばれることもあります。
日本で昔から栽培されているものは京都で「うまい菜」と呼ばれているものはこのスイスチャードのことです。
スイスチャードはホウレン草とおなじアカザ科でフダンソウ属の葉野菜です。
スイスチャードの葉はホウレン草とよく似ていますが、茎や葉脈がオレンジ色や黄色などとてもカラフルですね。色の種類は赤や黄色、ピンク、オレンジのほかに黄緑や白いものもあります。
スイスチャードは、ほうれん草に似たエグみがあるので、若いうちならサラダで頂けますが、大株なら炒め物が良いでしょう。油と合わさると気にならなくなります。
えぐみの正体については、ほうれん草の苦み・えぐみの原因は栽培にあった【シュウ酸と硝酸態窒素】に詳しく掲載しています。
スイスチャードの畑の準備
スイスチャードはほうれん草と同じで酸性土壌を嫌いますので、種まきの2週間前に苦土石灰を入れて耕し中性にしておきます。
石灰については、ほうれん草の育て方 失敗の原因は土づくり⁈【石灰のやり方】に詳しく掲載しています。
さらに1週間前に元肥を入れて耕し、高さ20㎝程度の畝を立てます。プランターで栽培する場合は市販の野菜の土を使うといいでしょう。
スイスチャードの種まき
スイスチャード・ふだんそうの種は少し変わっていて、ごつごつした殻の中に、数粒の種が入っています。
畑に播種する場合はまず畝の表面を平らにならし、深さ1〜2センチ、条間約20センチのまき筋をつけます。まき筋はクワや木板を土に押し付けると簡単につけることができます。
プランターにまく場合は、小さなプランターなら1列、大きなプランターなら2列まき筋をつけます。もしくは3センチ間隔のばらまきにして、小さいものをベビーリーフとして収穫しながら間引いていってもいいでしょう。
スイスチャードの間引き
スイスチャードを育てるのならいろんな色が欲しいところです。間引きはしてもしなくてもどちらでも結構です。
収穫を兼ねて間引くようにした方が良いかと思います。
スイスチャードの収穫
15~20センチくらいの小さいうちに収穫します。小さいときはやわらかくクセもないので生でサラダにいれて食べることができます。
外側の葉をはさみで切り取り、長く収穫を楽しむこともできます。その為には大株に育て、株間20㎝~30㎝くらいに間引きます。
リーフレタスの育て方
リーフレタスとは玉にならないレタスの事で玉レタスに比べ生育期間が短く、収穫期間が長いので育てやすいです。
レタスにはサラダ菜・リーフレタス赤・緑・タチチシャ菜・茎チシャ菜など清涼感のある野菜として色々な品種の多様化が生まれています。
また、栄養価は玉レタスに比べてビタミンAの効果が10倍高いです。
リーフレタスの特徴
レタスは抽苔させない事。暑さを避けましょう。
抽苔とは、「花芽分化→花茎伸長→開花」花が咲いてしまう事です。抽苔が起こるのは、高温期の7~8月。「高温長日下で花芽分化が起こります」
だから、レタスの産地は長野県の標高600m~1200mのところで作られる高原野菜として有名です。
リーフレタスと他の野菜と組み合わせも面白い。
リーフレタス高温期の6月上旬を避ければ簡単に栽培できます。その後の暑い時期に、チンゲン菜を撒いて栽培し、また、涼しくなった頃にレタスを栽培する方法もあります。お互いの弱点をカバーする栽培方法です。レタスはキク科(シュンギク、ゴボウ、レタス、フキ、ベビーリーフで)ですから、同じ作物はなるべく避けましょう。
リーフレタス栽培のポイント
短期勝負。スムーズな成育をさせる事。
玉レタスと違って、葉はすべて食用です。良品の収穫には、全生育期間を通してストレスなく生育させる。
特に、株張りは品質に大きく影響します。
畑に植える時は、若い苗を使います。本葉2~3枚程度
理由は、ポット苗を育てて、必要以上に長く、外葉が押さえつけられた状態で葉が増えたり、植えつけた時に乾燥条件が厳しいときは、結球することがあります。
水は、植えつけた後、植穴にたっぷりあげる事、葉が大きくなるためにはできるだけ短期勝負。
灌水が遅れて長くなったり、高温になったりして抽苔の恐れがでできます。
リーフレタスの品種
「晩抽レッドファイヤー」「サマーサージ」「ダンシング」「フリルアイス」など安定した品種が有名。
この画像は「リーフミックスレタス」7種です。
リーフレタスの種まき
発芽をそろえる事。
レタスの発芽温度は18℃~25℃。レタス発芽には光を好むので、タネ蒔き後は薄く覆土します。
レタス類の種子は高温(25℃以上)で休眠する性質があります。
リーフレタスの植えつけ
特に夏季の播種は発芽まで日よけを行い高温にならないようにしましょう。できれば作らない。チンゲン菜などの他の葉物野菜を作る方が簡単。
セル苗を植える場合は、本葉が2~3枚程度です。定植する1時間位前にセル苗にたっぷり灌水し培土に水を吸わせておくとよいです。
また植えつけた後の灌水もしっかりしましょう。
生育適温は18℃~23℃です。寒さには強いが夏の高温(30℃以上)では生育不良を起こします。畝の大きさに合わせて2条植え~4条植えまで色々な方法があります。
レタスとレタスの間隔が30㎝開いているように植えつけます。
90㎝の畝に30㎝×30cm です。
肥料は窒素成分で1㎡辺り100~300gが良いとされていますが、そんなに要りません。
だって有機肥料だと窒素6%しかないので、1㎡あたり1.6kg必要である計算です。残っている肥料も有るはず。
肥料についての詳しい記事は肥料成分の計算の方法【肥料の3要素と肥料の種類】 をご覧ください。
一番は土壌分析がするのが良いのですが前もって有機肥料を1㎡あたり、200gを全面に散布してから畝立てする事で十分です。
リーフレタスの病害虫
4月から6月中旬は農薬いらず、レタスは病害虫の心配はほとんどいりません。ほうれん草と同じくらい虫が付きにくい野菜です。ただし、高温多湿や雨で病害が起こります。
リーフレタスのミックス「ベビーリーフに向く彩り鮮やかな品種」が登場
ベビーリーフとは、
葉物野菜の発芽後30日ほどで収穫した野菜やハーブの若い葉のことです。
イタリアで葉物野菜、エンダイブ、レタス、マーシュ、トレビス、ルッコラなどの種を混ぜてまいたことがはじまりとされ、「ミスティカンツァ(混ぜ合わせ)」などと呼ばれています。
ベビーリーフ「レタスミックス」の育て方
ベビーリーフ用に草丈10~15cmのベビーリーフとして7種類のリーフレタス類の種子がミックスさています。
葉色は主に赤色系と緑色系を中心とし、葉形は丸葉~とがり葉、葉縁に刻みが出るタイプなど変化に富んだ彩りや草姿をしています。
手軽に楽しめる野菜で、個々にリーフレタスとして大株栽培しても楽しいですね。
ベビーリーフの種まき
畝立てして、播種はバラまきでも十分です。大株で収穫したり、長く楽しみたいのであればすじ蒔きしたほうが無難ですね。
できるだけ均一に蒔きましょう。目安は10cm四方当たり30~40粒程度。1つまみです。
岡山サラダ菜
サラダ菜はリーフレタス類と同じく葉が重なり合って球のようにならないレタスです。よくカット野菜のコーナーで販売されています。土を使わないで栽培をしている野菜のそれ。
暑さ寒さに強くて作りやすいのが病害虫にも強いのが特長です。また、通年で栽培が可能なので初心者の方にオススメ。
暑さ寒さに強く、丈夫で作りやすい品種です。
栽培方法は、リーフレタスと同じです。何ら変わりありません。密植してもよし、間隔を開けて大株で収穫しても良し、はさみで切っても良し。
極早生種で生育が早く、家庭菜園でも人気があります。葉は大きくてやわらかく、食べやすいですね。
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