きゅうりの育て方 枯れない植え方のポイント【家庭菜園 画像あり】

きゅうりの育て方 枯れない植え方のポイント【家庭菜園 画像あり】

家庭菜園では定番のキュウリです。何もしなくても根がついてしまえば放っておいても2~3本は取れると思います。しかし、根が付かないときは何をやっても枯れてしまいます。しかも、すぐに病気や奇形ができていつの間にか枯れていることも。

きゅうり苗の植えつけ方と栽培方法【ポイント5つ】

植えつけのポイントを紹介します。実際4月30日にきゅうり苗を植えつけました。若干早いかと思いましたが、遅霜の心配が無いのとビニールハウス栽培なので植えつけを行いました。農家は1株からきゅうり100本~150本採る方がいます。私はまだその半分の1株から60本程度です。品種は大いに影響がありますし、接ぎ木とか管理技術だけでないいろいろな要素があってまだまだ収量は少ないですが、今年こそは100本目指して頑張りたいと思っています。

きゅうりは短期集中で栽培です。つまり最初がめっちゃ大事です。

○きゅうりは疲れやすい。キュウリはとってもデリケートな作物だと言えます。

とにかく何でも素直に反応するということです。キュウリの枝を触ったり、葉っぱを取ったり、キュウリを収穫したり、肥料をあたえたり、地面が乾いたり、湿ったりなんでも反応します。これを踏まえて、植えつけの時はどこに注意したらよいのか考えてみましょう。

本題に入る前に、一口メモ

きゅうりは風が苦手です。キュウリの株には巻ツルがあります。そうそう、ひげのようなツルでしっかりと地面を捕まえて斜面を這うのがキュウリです。ツルが捕まるところが無いと、キュウリのツルが網にかかっていても、網がふらふらするのでは意味がありませんのでしっかりと支柱を立てて仕立てましょう。もう一つ、キュウリは乾燥より湿潤の土の方が成りが良いです。肥料は元肥中心で、ナス並みにしっかりと。

1 植えつけ前に畝とポット苗にたっぷり水を含ませましょう。

植えつける日の早朝はたっぷり水を与えておく。理由の一つに肥料を十分に土になじませておく、スタートをきっちり行うためです。出来れば温かい日。ここを出遅れると中々取り戻せません。キュウリはすぐに生ります。疲れる曲がります。弱ると尻が太った果形になります、しかもヘトヘトに疲れて根が水と養分を送り出せなくなっている状態です。体力がありません。残念ながら手遅れです。私はこの状態になってからきゅうりを回復したさせた経験は有りません。また、キュウリ苗のポットにも水を含ませておくことで、土が崩れないようにします。根を切らないように大事に植えれるようにするためです。土が崩れたり、水分にムラができてしますと後々生育にずれが生じます。

2 畝をあげ、畝の幅は100㎝。きゅうりときゅうりの間(株間)60~70㎝開けます。マルチはします。草を利用したマルチも可能です。

キュウリは土の上の方にしか根が張らない。キュウリの根は広く浅くです。つまり、地表面を水平にどんどん根を伸ばしていきます。それが逆にきゅうりが疲れやすい原因です。もともとキュウリは斜面を這っていた作物です。そのため、深く根を張ることを忘れてしまったのかもしれません。つまり根や茎の発達が良い方ではありません。乾燥したり、湿ったり、暑かったり、根が切れたりするのは地中より地表面の方がリスクが高いです。そこを考えてみるとこうなりました。畝は水をたっぷり与え事前に湿らせておく。畝の幅を100㎝取りを高さを10㎝位あげることで、保水、排水性を高めます。畝幅はできるだけ広く取り、株間は最低60㎝私は70㎝取りました。

マルチは、黒かダークグリーンマルチを使います。草マルチでもいいです。絶対マルチをおススメします。畝とマルチの効果はキュウリにとって有効で土の乾き防いでくれます。今回はグリーンマルチを使っています。ハウス内でもやはり春先地温も確保したいですね。以前は夏場の高温対策で白マルチを使ったことがありましたが初期の生育が良くありませんでした。高温対策としてもほとんどきゅうりの茎葉で下まで光が届かないことを考えると、白マルチの効果、少ないかもしれません。

3 植えつけは押さえつけるのではなく、穴に入れて土で埋めてあげる。

きゅうりをできるだけ動かないようにする理由は、またマルチから温められた熱風がきゅうりの苗に当たらないようにする、動かないようにしっかりするさせるためです。の苗と畝の地面をなじませるように植えます。ここで注意したいのが、思いっきり丁寧に植えることです。植穴を手で掘って、ポットからきゅうり苗を取り出すとき、慌てて茎や生長点を折ったりすることをよく見かけます。でも植えている本人は気が付いていないことがありますね。傷つけないで植えることはほぼ不可能ですが傷つけていることを理解しているだけでも丁寧になりますよ(;^ω^) 今回は接ぎ木ではありません。

きゅうりの接ぎ木苗を植える場合は接ぎ木の部分を絶対に土をかけないようにしましょう。また、接ぎ木の下の根の部分(台木)はほとんどが南瓜です。この部分が大きくなると、キュウリの部分(穂木)に栄養がいきわたらないで、いつの間にか枯れてしまい、逆に南瓜がきゅうりのふりをしてどんどん大きくなっています。「今年のキュウリは生育がいいね~」って喜んでいたら南瓜がなっていた。って事になりかねませんね。

参考までに 接ぎ木のメリットは病気に強くなる、根の張りが良くなり後半まで収量が安定している。デメリットとして固くなる味が落ちる。普通苗(自根)はその逆、キュウリ本来の味。根の張りが良くないので長く栽培できないということです。接ぎ木専用品種もあるので注意しましょう。

4 植えつけた後は マルチの植穴に土をかけましょう。

きゅうりの植えつけができたら、もうひと手間。さらに土をかけて、マルチの穴が見えなくなるまで土をかけてあげます。これは、マルチの中は温度が上がります。その温められた空気が土の中の肥料などから作られたガスとともに植穴から熱風となって出てきます。植えつけた初期に苗が枯れてしまうのはこれが原因です。その為、植穴から空気が出ないように土でふたをしてあげます。通路にある土をそっと植え穴にかけて穴の隙間を埋めます。

5 植えた後はたっぷりと水を与え、寒冷紗もしくは不織布で覆います。

きゅうり苗と地面としっかりくっつけます。念のために不織布をかけ急激な温度変化を防ぎ、徐々に苗と地面をくっつける役割を果たす水を「根付け水」と言います。これをすることで素早く活着し、きゅうりの根が、地面を這います。キュウリが肥料を求めて根を張るのではありません。水がキュウリの根を肥料のある所に誘導するのです。

また、キュウリ苗は今まで施設などで温度管理され、外気になれていません。

特に、強い太陽光や風です。根がついて(活着)安定するまで1週間程度かかります。その期間はトンネル不織布で強い光や風を防いでならしていきます。(順化)また、外なら支柱でできるだけキュウリが風でゆらゆらしないように、しっかりと止めましょう。

植えつけ後、4日目の状態です。葉の緑色が濃くなり、巻きツルがではじめました。これで活着したと思います。

今回は以上です。2週間後にはキュウリの管理作業についてお話したいと思います。

キュウリの植えつけ後の最初の管理方法とは①【家庭菜園 動画あり】

ありがとうございました。