キュウリ栽培 植えつけ後の最初の管理方法とは①【家庭菜園 動画あり】

キュウリ栽培 植えつけ後の最初の管理方法とは①【家庭菜園 動画あり】

きゅうりの苗を植えて根がしばらくした頃の管理についてお話します。昨日作業をして日々の作業を順次紹介していきたいと思います。

苗を植える時の注意については きゅうり栽培 枯れない植え方【家庭菜園 画像あり】をご覧ください。

キュウリ栽培の概要については きゅうりの作り方 品種は選べ【家庭菜園 動画あり】 をご覧ください

キュウリの植えつけ後の最初の管理方法とは

摘芯・摘果を簡単に解説(植えつけ後の最初の管理)

キュウリを育てた経験のある方ならご存じだと思いますが、胡瓜は一番最初の節から、花が咲いてキュウリが成ることがありますよね。

「順調、順調」(^^♪特に最近のキュウリは節なりキュウリという品種があって、これは節ごとに次々と雌花が咲いてキュウリが成る品種です。キュウリを植えた後は、大きくなるまでしばらく待っておこう。

「あれ、曲がったりしてきたな」「葉っぱに斑点,,, 病気になった?」

「最初はいいんだけどな~」(*_*)

最初の時期にキュウリの株自体が育っていないのに、キュウリの花が咲いて沢山キュウリが成る。喜んでいるとキュウリの果実に栄養を取られてしまってキュウリの株自体が大きくなることができなくなってしまい、病気になって枯れてしまう。こんな事ありませんか。

キュウリは野菜の中でも成長が早いし、とてもデリケートな野菜です。難易度が高い野菜といわれるのはその加減や栽培方法が色々煩雑になっているからなんでしょうね。これではキュウリが沢山取れないのは当たり前です。

植えつけ後の絶対してほしい管理「脇芽カキ・摘果」

キュウリ栽培ではよく摘芯と摘果作業といいますが、まず最初は脇芽かきになります。

なぜ、このような作業を最初必要なのか?

脇芽(わきめ)カキは、茎と葉の間から出てくる芽を取り除く作業のことを言います。

摘果(てきか)はキュウリの節の所からなるキュウリの雌花を取る作業の事を言います。

キュウリは活着後は成長が早いのですが、胡瓜は果実が付きますよね。最初の生育にとってキュウリの成るのがが早すぎるのです。その為には、果実を取って、果実の方に栄養がいかないようにする作業です。その為、最低30~40㎝位の高さになるまでは、栄養をキュウリの株に専念させることが必要となっています。

作業の内容

キュウリが活着して、1週間たった頃になると、このような状況になります。

作業の方法

30cm以下の茎のわきから出ている、花・芽をすべて取り除きます。

青○が脇芽や花が出ている場所です。オレンジの←ヤジるしが高さ30cmありますのでその下の部分の脇目と花をすべて取り除きます。

 

このように、寝かせて植えていた場合は、茎の長さの40㎝位は取り除いています。このように最初の脇芽と花はすべてです。

これで植えつけ後の管理は完了です。簡単ですがとても大切な作業です。

この作業は本や農家によっては、本葉8枚まで取る、地面から30㎝の高さ迄取る、50㎝の高さまで取り除くとまちまちに書かれています。特に気にすることはありません。初めのうちは、胡瓜の主となる軸(主軸)に栄養を送り、栄養成長を促したいのが目的です。キュウリに勢いがあると後から同じ場所から出てくる脇芽を気を付けて取り除きましょう。

脇芽かきと聞くと難しそうに感じますが、なれればとっても簡単、小さいうちに早めに摘み取った方が良いです。大きくなるとハサミでないと取れません。小さいうちなら、手でなでるように取り除くことができます。後になると、どれが脇芽なのかわからなくなりますよ。(;^ω^)

気を付けなければならない事

キュウリの茎を折らない。キュウリ果を強引にひっぱり取ると茎が折れてしまします。
キュウリの生長点を間違えない。先端の芽は触らない。生長点をキュウリがまだ小さい場合の茎は非常に弱いです。
キュウリの葉が裏返っても気にしない。後で勝手にキュウリの葉が上を向きます。(2日程度できれいにそろいます。)
接ぎ木部分がちぎれるかもしれないので丁寧に。接ぎ木した部分が弱かったり活着していないときに株を触るので「ポキっ」ってならないように注意しましょう。

例え、ある品種の雌花の特徴です

この表は雌花がどの程度咲くのか表したもので8月から9月の主茎は雌花率(50~60%)小枝(脇芽から出た枝)の雌花率(70~80%)となっています。

これは10節に5~6本のキュウリが成る。子枝(脇芽の枝)は10節に7~8本なる特徴のあるキュウリという説明です。2~3月だともっと成るという事ですね。自分の背丈位伸びたキュウリは主軸だけでも10本以上は取れるということです。

最初はキュウリをもったいないと思って残さないこと

ほんの一例ですが、それくらいキュウリは沢山出来るというものです。しかもキュウリの花がすぐに咲きます。また開花から7日から10日位で収穫です。時期にもよるのです6日、キュウリ農家は毎日、朝と夕方に収穫しています。トマト・かぼちゃで花が咲いてから大体55日かかるので、最速ですね。

キュウリは単為結果(たんいけっか)性の野菜です。受粉しなくてもキュウリが採れるというもの。同じ仲間でもメロンやスイカは受粉が必要です。

キュウリの雄花です。雄花は残念ながら無用です。

キュウリの雌花です。受粉の必要はありませんが、受粉した方か肥大が早いといわれています。でも、タネのあるキュウリは食べないですよね。キュウリは未熟果を食べる代表的な野菜かもね。因みにですが、↓下の様に葉っぱが横を向いてしまっていても気にする必要はありません。

1日経てばもとどおりです。きゅうりはちゃんと巻きツルを伸ばし、葉を上に向けます。

参考動画

摘芯(てきしん)とは

摘心とは、草花や野菜の茎の先をカットすることによって、脇芽の成長を促進したり、果実の肥大を促したりすることを言います。ピンチ、芯止めと言い方もします。一般的に植物は頂芽優勢(ちょうがゆうせい)と言って、茎の一番先端(頂点)の芽を優先的に生長し、それより下の脇芽の成長を抑えようとする性質があります。そのため、自然に育てると茎の頂点にしか花が咲かなくなりますが、摘心をすることで、脇芽の生長が始まります。キュウリは品種にもよりますが生育を見ながら剪定作業(摘芯)をしていきます。

脇芽カキ

脇芽はキュウリの茎と葉っぱの付け根から出る側枝のことをいいます。これを取る作業のことを脇芽かきと言います。

摘花・摘果

同じく葉と節々の間にキュウリの花や果実が付きます。これを取る作業を摘果と言います。