肥料の量の簡単な計り方【家庭菜園】

肥料の量の簡単な計り方【家庭菜園】

肥料の量は、考えれば考えるほど難しい。

野菜の生育をよくするため土づくりに使う肥料ですが、何をどんだけやったらいいのか?

その前に、2000年以上の農耕の歴史の中での中で完全な農業といえるのは地力を維持するためにヨーロッパでは輪作、日本では水田が始まった頃です。
 肥料の起源は、江戸時代のら刈草敷が行なわれてきた「草を肥料とした土づくり」そ のため集落毎に共有の草刈場があり入会権の慣習を生んだと言います。また海岸線に富む島国、日本は近海漁業が盛んで魚の処理 として魚かすが生産されました。これらは江戸、大坂に集荷され取引され周辺農村はこれらを野菜作りに充てていました。多量の速効性肥料は、大都市に発 生する多量の人糞尿がありました。人糞尿は仲買人組合 がつ くられて取引 される商品になったそうです。「う○ち・おし○こで商売していたんです( ´∀` )」

すごく合理的にあるものを使っていたという事ですね ^^)。

皮肉なことに現在の日本ではこの都市と農村のパイプがたち切れ

農業の肥料における環境汚染は、日本農業の多肥料によるものが多いのです。昔のような循環がなくなり、公害とまではされていませんが環境汚染問題をひきおこしていますから、合理的にうまくいってない証拠です。昔の方に笑われてますね。無駄でもったいないって

私の子供の頃は下水がありませんでした。家も学校も「どっぽん、便所」です。おつりがくるので、とっても嫌な記憶がありました。「どっぽん便所は、和式トイレの下が水槽のようにためて置けるようになっています。なので、うんちすると跳ね返りがあって飛び散ります。なのでお尻をヒョイと受けないとお尻についてしまう恐怖のとトイレ」それを春にジャガイモの間に「ビシャッ、ビシャッ」って蒔いてました。

2日ぐらいはその匂いが漂って、春の香りと言えば、ジャガイモの肥料の香りです~~~~。

昔の農業の肥料について雑草と付き合い方①先人たちの知恵 【家庭菜園 ハコベ】

野菜の肥料は何を選べば効果があるのでしょう。【3要素と微量要素】も詳しく載せていますのでご覧ください。

(*_*)昔話はさておき

肥料の量の簡単な計り方をご紹介します。

肥料の量は「1平方メートルに○○g」とか「1株あたり○○gをまんべんなく」など多くの本では書いてあります。

実際、畑で、肥料をやる場合には量りや本をもって行くことありますか?肥料は大体5kg・10kg・20kgのビニール袋に入っていますがどのように肥料を量ってしていますか。

私は本や計りを畑に持っていくことはありません。だって、あれもこれもやりたい忙しい作業なのにいちいち肥料の量を計ってなどいられないですよね。

そこで、例えばひとにぎり○○グラム、ワンカップ1杯○○グラム、体積○○ミリリットルと肥料の種類ごとに大まかな量を覚えておくとよいでしょう。

大まかな肥料の目安

男性1握りあたり 女性1握りあたり ワンカップ
化学肥料(硫安・過リン酸石灰) 50g 40g 200g
有機肥料(粒状) 40g 30g 160g
有機石灰(粉状) 40g 30g 160g

まだ分かりにくいですね。

では具体的に、つぶ状の有機肥料100%の50グラムを計ってみました。

直径は2~3㎜程度の球形です。有機質肥料5種類を配合し、まきやすいように球状にかためたもの。

計量カップの目盛りは、ほぼ50ml(ミリリットル)です。つまり、空気の隙間を考えても比重は1.0ちょっと。水よりちょび重い。まだ分かりにくいですね。

 

簡単これでどうだ!これくらいです。

私の手は大きい方です。(手の平15㎝)

手に乗せることはできますが、握ると少しこぼれます。私の手で、50グラムとは肥料を手ですくい、握らずに蒔くとちょうどよい。因みに手の幅15㎝なので株間は手のひら2つ分で30㎝の間隔が図れます。

計量カップ又はワンカップ1杯で、200グラムです。

有機石灰「牡蠣殻粉末」でも試してみました。こちらはカキ殻を粉砕したものです。細かい粉状ですが中には5㎜位のものも入っていました。

目盛りは、48ミリリットル位です。今度は粉末です。握った感じでちょうどよい感じの50グラムです。

人によって図れる量に若干の違いがありますが、大まかな目安を知っておくとよいでしょう。化学肥料はやや有機肥料より重いです。化学肥料の方が少しだけ多く握れます。

これを覚えておくととても便利。

つまり、自分の体のサイズを使って、肥料の量や株間や面積を図ります。それって大丈夫なの?って思う方もいると思いますが、全然大丈夫です。そこまで厳密でなくても生育は変わりません。また農家は、毎日トマトやきゅうりを触っています。その野菜を触った瞬間、何グラム、何センチか分かるように。

人間の感覚って慣れてくるとホントはかりの様ですね。

1平方m当たり、有機肥料150グラム とあれば、私の歩幅60センチですから2歩で、3握りの肥料をやる感じてまいていく。
そんなもんです。肥料をまいたとき多すぎたかな。少なすぎるかなって悩むことよくあると思います。

いいんです。悩む必要ありません。
土の力を信じるのみ。
だって、土の深さによって、畝の高さによって肥料の濃度は変化します。温度、有機肥料の種類などほかの要因が大きく左右してきます。個々の野菜の施肥量は、その野菜が最高の収量を上げた時の、吸収成分量から割り出していますから、そこまで厳密ではありません。

そんな程度です。

また肥料の量の目安は肥料袋の裏側に書いてありますが、大抵、いや間違いなく、多めに書いてあります。

肥料の裏の目安…多すぎやん。商売上手。農薬会社とはなんだか随分社風が、、、(*’ω’*)

また、肥料は、すべて植物に利用されているとは限りません。雨で流されるなんてよくある話。私の所は、雨が多く冬には雪が積もります。春にはほとんど窒素が抜けだしてしまっています。つまり、施した肥料のうちの何%を養分として吸収したのかを肥料の利用率と呼ばれます。有機肥料は前回でも話しましたが利用率を考えると非常に長いスパンで考えた方が良いですね。

 ご存じだと思いますが話の流れでお話します。

施した時の肥料効果の大きいチッソ・リン酸・カリを必須元素のなかの三要素といいます。

この画像は水田専用の肥料です。「すご稲有機355」です。有機と書いてありますが有機肥料ではありません。有機肥料入りです。一発肥料とは、1回あげればそれで収穫まで必要ないという事です。化学肥料と有機肥料が混ざった複合肥料です。いろんな肥料を混ぜることで、肥料の効果を長く持続させることで追肥などの手間が省けるしくみ。

そこで赤い○13-5-5は何を意味しているでしょう。

チッソ(N)主に植物を大きく生長させる作用があり、特に葉の生長に必要な成分で、 葉肥(はごえ)とも言われます。
チッソは過剰に与えると植物体が徒長し軟弱になるため 病虫害に侵されやすくなり逆に軟らかい植物体を創る場合は チッソを多く施肥します。

リン酸(P)主に開花結実に関係します。花肥(はなごえ)まはた 実肥(みごえ)と言われています。

カリ(K)主に根の発育と細胞内の浸透圧調整に関係するため根肥(ねごえ)と言われます。水溶性なので流亡しやすく、追肥等により小出しに与えることが望ましいです。

肥料成分の計算のしかた

肥料を購入したときに、袋の裏などに肥料(13-5-5) などと書かれています。
これは、全体の重量の内、チッソ成分13%・リン酸成分5% ・カリ成分5%が入っているということです。

畑に施肥すべき量の計算

肥料(13-5-5)を使って10㎡当たりチッソ成分130gを施肥したい場合

①の肥料に入っているチッソ成分を肥料1キロ当たりに換算すると
1キロ×13% =130グラム(1キロ当たりには130gのチッソ成分が入っていることになります。)
今回は150グラムのチッソ成分を施肥したいので
施肥量 = 130グラム ÷ 130=1.0
施肥量 = 1キロ

以上のことから「10㎡当たりチッソ130グラムを施肥する」には1kgを施肥することになります。 また、肥料1kgをまいたことによって

リン酸成分
1000グラム×5%=50g
カリ成分
1000グラム×5%=50g

以上を同時に施肥したことに単純にはこのようになります。

 

しか~~し。

 

配合肥料です。即効性の化学肥料と有機肥料が混ざっています。水田ではこのような専用肥料が割と簡単で、使いやすいです。しかし、どのように効果が出るのかはお米と、肥料会社しかわかりません。後、育ててみて調整していく。

野菜に専用肥料はおすすめしません。むかし、自然薯専用の肥料があったような記憶が…..使うことは、ほとんどありません。

確かに、種まき、育苗などの短期間の専用肥料を用いた野菜の特徴をつかんだ培養土には大変良いでしょう。また、プランター等の土の量が限定され隔離されたものにも良いですね。

しかし、畑に使うのは専用肥料はちょっとためらいます

水田は連作しても水田機能が優秀であるため、同じ肥料を毎年入れても大丈夫ですが、水田と畑作では機能が全く違いますので、畑に毎年同じように、専用肥料を入れることは危険です。専用肥料は効果や持続期間が決まっています。すなわち、きちっと使われないと畑は肥料のバランスが崩れます。そうなると中々もとの状態に戻すことができないんです。

怖いあの「連作障害」をよんじゃうかも。

だから土づくりをしましょうと、どの本を読んでも書いてあります。

肥料は大事です。しかし、肥料に振り回される必要はありません。よほど土づくりの方が大切です。

海のミネラル・う○ち・おし○こで肥料、草での土づくり ´∀` )

改めて昔の人はなんて合理的なんでしょ。スキがないっていうか、無駄がないですね。

 

 

 

おこもじ屋

CTA-IMAGE 小さな町の野菜を使った、素朴なお漬物。 野菜は有機肥料を使い、農薬を減らした野菜本来のそのままの味をお届けしたい!そう思いました。生産農場直営の漬物屋が無添加・無着色で、安心なお漬物をお届けします。