秋植えの玉ねぎが、大きくならない原因は【とう立ちしない栽培方法】動画あり

秋植えの玉ねぎが、大きくならない原因は【とう立ちしない栽培方法】動画あり

良いお天気が3日と続かない雨模様。だけど野菜の生育はいたって順調(^^♪先週はこの時ばかりを見計らって春玉ねぎを植えました。秋植えなら追肥をしている頃ではないでしょうか。

実際、もう少し早く植えたかったのですが、相変わらずの雨模様。タイミング命の農業。一度のチャンス到来に植えつけてみました。

なぜ北海道は寒く雪深いのに玉ねぎが沢山作られているのでしょうか?

その答えは、玉ねぎの栽培に北海道の気候が合うからです。北海道の気候は夏の気候が涼しく、梅雨が無いため、春にタネを蒔き、夏過ぎまで玉ねぎを栽培できるからです。

では、なぜ春に玉ねぎを作ること今までしなかったのでしょう。北海道にできて、北陸にできないはずはありません。

それを可能にするのが

・秋に玉ねぎを植えるという鉄則は古い【家庭菜園 たまねぎ】詳しくはコチラの記事をご覧ください。

玉ねぎは暑さが嫌いです。北海道のような涼しい気候と乾燥を玉ねぎは好みます。

つまり本州の梅雨の高温多湿が玉ねぎにとって適さない為、それまでにできるだけ大きくなる時間がほしいという理由。

もう一つありました。産地を守るという理由で北海道限定で玉ねぎの品種を販売しており、本州では手に入れることができない。それが今でも続いていることですね。大人の事情ですので深くは書かないで置きます。

秋植えの玉ねぎが、大きくならない原因

追肥のタイミングがわからない。→トウ立ちを恐れてしまう。

品種を間違えている。→  トウ立ちの原因。

理屈的には非常にややこしいのですが。秋植え玉ねぎには地域性の気候が影響する作物です。

1つは、追肥のタイミングがわからない

これは冬は生長が止まるので、肥料はいりません。1回目の追肥は、2月下旬~3月上旬。気温の上昇とともに新しい葉が伸びる頃。

これは積雪がある地域ではまず無理です。雪の下になってます。なのでどうしても追肥の時期が遅れます。早くて3月下旬。その時にやり過ぎて「トウ立ち」する。かといって生育後半に肥料(特にチッソ成分)が効きすぎると球の品質が悪くなり、貯蔵性も落ちてしまう。

1つは、品種の早晩性は相関関係があります。

栽培期間が短い品種は早くタネまきします。栽培期間が長いほどタネまき時期は遅くなります。

例えば、極早生の品種は。8月下旬ごろに種まきして、10月下旬ごろ定植3~4月に収穫します。貯蔵性はありません。晩性の品種は、9月下旬に種まきして11月下旬に定植して6月下旬ごろ収穫します。貯蔵は来春までできます。

しかし、初雪が12月上旬に降る地域では、当然、玉ねぎの根が付きません。しかも、4月中旬まで残雪がある。追肥もできませんね。逆に雪の降らない暖かい地域では作りたい品種を決めたら、それにあわせたタネまき時期を守りましょう。

 追肥のタイミング

冬季は生長が止まるので、春まで追肥入りません。

肥料過多だとトウ立ちを招くこともあるので気をつけます。1回目の追肥は、2月下旬~3月上旬。気温の上昇とともに新しい葉が伸びる時期に当たります。2回目は3月下旬で、球の肥大を促します。極早生の場合は追肥1回とし、生長を見ながら必要に応じて2回目を施します。

その為、大きな玉ねぎを取ろうと思って長く畑に置いておくことができません。遅くなってからの追肥をやるとかえって腐ってしまうことがあります。

植え付ける苗の大きさが重要

玉ねぎの特徴

原産地は中央アジアです。ネギ、ニンニクの仲間で、生育適温は15~20℃の冷涼な気候を好みます。

寒さには強いのですが、暑さには弱く、高温になると休眠します。また、球は日が長くなり温度が上がってくると肥大し始めます。

玉ねぎの「トウ立ち」の原因とは

「とう立ち」すなわち花芽分化(花を咲かせ種子をつける)は

地際の茎の直径が10mmを超える太さの大苗が低温にさらされると、「トウ立ちする」性質があります。

これをグリーンバーナリゼーション」春化と言います。

植物体が一定の大きさのときに、一定の低温に一定期間遭遇することで、花芽分化する性質のこと。

玉ねぎは、緑植物低温感応型で、一定の大きさに達した苗が越冬中の低温(10~12℃以下)い一定期間遭遇すると花芽分化します。そして、その後高温・長日条件により抽苔(トウ立ち)する。一般に早植えするほどトウ立ちの危険性が高い。苗の大きさが適当であっても窒素が不足すると花芽分化することがあります。

収穫後は自然休眠に入ります。大体1か月くらい続き、その後2~4か月は休眠状態になります。その後17℃以上の高温に一定期間あうと、ほう芽(芽が出る)しますが、低湿度(40%)以下で抑制されます。

玉ねぎの栽培方法

植え付けに適した苗の大きさ

直径5~6mm(割りばしを2つに割った大きさの太さ)です。

それ以上でも以下でもありません。

それより太いと春にトウ立ちしやすくなり、細すぎると霜で枯れたり、球が小さくなったりします。

適期にタネまきして順調に生育した場合、60日程度で植え付け適期の苗が仕上がります

・ネギの苗つくりは簡単、押さえておくのは3つだけ【家庭菜園 ネギ栽培】詳しくはコチラの記事をご覧ください。

玉ねぎのプラグ苗は活着が良いので是非ご覧ください。プランタ―でも要領は一緒です。

 

植える苗はコチラ↓良く考えてみてください。

2月に種まきし、しっかりとした苗になってきました。

地域の方に沢山作って頂きたくて、太くて強い苗に仕上げました。

長さは20㎝位ですが、太さが大事です。5~6㎜の大きさです。

太くて丈夫な苗を作る為には、やっぱり肥料と水を切らさないようにする。

葉が長くなりすぎることがあり「ヒョロヒョロ」になるので、3分の1位はさみでカットしてあげます。

そうすることで苗が太くなります

玉ねぎの植えつけ方

実際、mariが植えつけているのでコチラの動画もご覧ください。↓↓↓

古い支柱を30㎝位の長さに切って、それで植えつけのための穴を掘ります。

そして玉ねぎのプラグ苗を引き抜いた根を植穴に入れていきます。土をかぶせたり、あまり押さえつけないようにします。

株間・条間共12~15cm間隔に植えつけます。最初から15㎝間隔に穴が開いたマルチを使うと便利です。

その際、深植えにならないよう、白いところが見えるくらいに植えます。

後で根がつくように水をたっぷり与えます。それでおっけーです。

ポイントは、あまり強く苗を押さえつけないことです。穴の中に入れてあげるように心がけてくださいね。

その為、プラグ苗は植えつけ前にしっかりと水を与えておきます。そうする事によって、プラグから土ごときれいに取れるようになり、根を痛めることが少なくなります。

やさしくです。玉ねぎは乾燥に非常に強いので過湿にならないようにしてください。過湿になり過ぎると苗が腐ります。水やりは2~3日間隔で最初の頃と収穫時期の大きくなる高温期でしょう。

下準備として、

土づくりと肥料はあらかじめ先にして置く。

特に有機肥料は効き目が遅いので、ぼかし肥料を使ったり1週間程度早く施しておくようにしてください。

有機肥料は何でも構いませんが、窒素よりも、リン酸、カリ、マグネシュウムが入った肥料を選びましょう。土づくりのためのたい肥なども1アール当たり100㎏入れば十分です。

作業の流れ

①粗おこし・土を深くまで起こしていきます。

②施肥・整地 ・肥料を全体に均一にまきます。そのあと、土を細かく攪拌して地面を平らにならします。

肥料は有機肥料を使いました。畝を立てる前に 有機アグレット674を1アール当たり7㎏、有機石灰5㎏、大豆粕2㎏、たい肥100㎏

③畝を立てます。畝は、水はけがよくなり、また水持ちが良くなり、玉ねぎにとっては重要です。畝の高さは20㎝ 、幅は100㎝にします。

④マルチを張ります。・マルチをしないで栽培していることが多いですが、私は肥料が流れないように、また、雑草が生えてこないようにしたいのでマルチは欠かせません。マルチは穴あきマルチを使用しています。5列、穴で15㎝×15㎝の間隔に穴が開いています。(20㎝×20㎝でも可)

穴をきれいに開けることが難しいですし、市販で結構いいものが販売しています。

⑤植えつけは、先の動画の通りです。指で穴をあけるとどうしても崩れたり、押し付けたりします。なので太さ1㎝程度の支柱や棒で開けながら入れていくのが簡単で良いと思います。 植えつけ作業は楽しいです。けど腰が痛い~~

⑥灌水作業・植えつけが終了したら水を植穴に与えます。最初だけしっかりと玉ねぎの根っこが、土と密着するように与えます。

この後は、一般的な玉ねぎの栽培何ら変わりません

追肥

2月下旬~3月上旬と3月下旬に、1㎡当たり50gをマルチの穴に入れる。

肥料の量の簡単な計り方【道具は使いません】の記事もおススメです。

収穫

全体の7~8割の葉が倒れたら、晴天で土が乾いた日に収穫します。雨の日や玉ねぎが濡れた状態では絶対に収穫しない事。腐ります。

葉が緑色のうちに収穫する。特に長期保存をする場合は、倒れたらすぐに収穫する

収穫後半日ほど畑に並べて乾かし、風通しのよい日陰につるして乾燥させる。

しっかりと適期に収穫して乾燥させ、貯蔵してくださいね。

北陸限定かも

秋植えの玉ねぎ栽培は、苗が大事

玉ねぎの失敗する原因は、春になって、苗が腐って消えている事、とう立ちして食べれない玉ねぎになってしまう事です。

その原因は一言でいうなら、秋に苗えを植えるから

冬の雪深い地域や天候の加減でその原因のリスクが高まります。

花壇の苗も順調↓はナデシコ(ダイアンサス)のプラグ苗です。

288穴のトレーにまき、やっと本葉が3枚でた所です。ナデシコは丈夫でボリュウムがあるのでとても人気がある品種です。

越冬する、多年草なので私の花壇の定番になってきました。