初心者は、かぼちゃ栽培を始めましょう。【画像で見る南瓜の育て方】
初心者向けの記事
野菜栽培を初めてしようと思った時、まずは簡単なものから始めたら如何でしょう。
確かに自分で食べたい野菜が他にもあるかもしれません。ただ、野菜がちゃんと取れなければ楽しくありません。
そんな中、かぼちゃ栽培をまずおススメします。その理由は
かぼちゃは圧倒的に、作り易い野菜です。病気や害虫の心配も他の野菜より少ないです。放っておいても育つといっても過言ではありません。
しかも美味しい品種が沢山有ります。
しかもタネから育てるのをお勧めしますが、苗でも購入できるので準備もさほどいりません。
苗の作り方・植え方・管理の仕方・便利な道具などかぼちゃの成長の画像を入れながら解説しています。
この記事については初心者は、かぼちゃ栽培を始めましょう。【画像で見る南瓜の育て方】をご覧ください。
かぼちゃ栽培マニュアル
初心者向けの記事
この記事では本格的に畑でかぼちゃ栽培を始めたい人向けに解説しています。
ある程度の畑の面積とたくさんのかぼちゃを作りたい。形の良い、ホクホクしたものを作りたい。
種まきの温度から苗の植えつけ、整枝剪定の方法、収穫まで栽培に必要な作業、温度、肥料の量などの細かなポイントを掲載しています。
画像や絵を乗せていますので、生育診断にも使えるように見易くしています。
この記事についてはかぼちゃ栽培マニュアルをご覧ください。
かぼちゃの育て方。仕立て方は何本にしますか
かぼちゃの整枝剪定では何本に仕立てますか?なぜするのですか?
中級者向きの記事
こんな疑問を深堀していきます。ウリ科はツルがどんどん伸びて放っておくとごちゃごちゃしてツルが何本も出てしまいます。
そうなって茂りすぎると通気性や採光が悪くなり、果形・樹形が乱れたり、樹勢が弱ったりする上に、病害虫の発生源になるので枝を整えます。
ぶっちゃけ言えば、かぼちゃの「仕立て方」や方法は、参考書見ても色々です。そんな疑問にお答えします。
この記事では、かぼちゃの「着果位置」・「葉の枚数」・「交配作業」という作業を具体的な数字や時間帯を入れて解説します。
このことは試験栽培によってある程度証明されています。
ただし、品種や大きさなどかぼちゃの品種の多様化によってわからなくなっているのが本音です。
数字や分析結果でかぼちゃの特性がわかると応用が利くようになり、ただ単にお天気の加減では無くしっかりとかぼちゃを取りましょう。
この記事についてはかぼちゃの育て方。仕立て方は何本にしますかをご覧ください。
かぼちゃの受粉とかぼちゃの葉の枚数
かぼちゃの受粉の仕組みと着果位置はどこで成らせるのが良いのか。
かぼちゃは、雌雄同株の他花受粉。つまり、雄花と雌花が別々に咲いて、雌花に実をつけます。
その花の位置や特徴をデータで、また、そのかぼちゃをどの辺りでならせたらよいのでしょう。
かぼちゃは、株元から数えて15枚~20枚の間が良いとされています。
その理由は、株元に近すぎるとまだ生育途中の根の負担が大きすぎて良い実が得られないという事。
逆に、着果節位が遠すぎると果実の実が肥大化が早く進みすぎる為、果の大きさや形が乱れるといわれています。
更に、雌花着生率(雌花が付く確率)、着果率(実がなった確率)から見て
確実に実をならせましょう。
この記事についてはかぼちゃの育て方【受粉・葉の枚数】 をご覧ください。
かぼちゃの育て方 【収穫のタイミングと貯蔵の方法】
収穫したかぼちゃを食べたのだけど、見た目も味もイメージとちょっと違うのはなぜ?
中級者向けの記事
かぼちゃの収穫した後、食べ頃と貯蔵方法について詳しく解説しています。
かぼちゃをできるだけ長く保存し、美味しく食べるにはどうしたらいいの?
農家がしている収穫後の管理方法です。ここまでするのは農家だけではないでしょうか。それは「磨き」と「キュアリング」です。
かぼちゃの品種を色々作って「磨き」と「キュアリング」した画像を掲載しその方法をご紹介しています。
収穫した後にこの作業を行い出荷します。見た目もきれいだし、べちゃべちゃしたかぼちゃがホクホク甘いかぼちゃに様変わりします。
この記事についてはかぼちゃの育て方 【収穫のタイミングと貯蔵の方法】をご覧ください。
収穫後のかぼちゃの特性
・デンプン含量は急激に減 少し、糖含量が増加します。「ポクポク→甘い」「収穫30日間」
・次に呼吸で水分含量は貯蔵60日目までは少しずつ増加 し、その後、食味は低下します。「消費期間60日間まで」
・糖含量は増加し続けて最高値に達し、その直後から減少に転じます。「賞味期間45日間まで」
・農家さんがキュアリング処理12日と流通日数を考えるとー15日と考えてたほうが良い。
煮物に合うかぼちゃ【美味しい野菜が食べたい】
初心者向けの記事
2019年に栽培したかぼちゃ栽培する品種は中々出回らない珍しい品種を集めて栽培しました。
それが、↓画像です。同じかぼちゃ?!と思うほど見た目が全く違います。
このような甘くてホクホクした日持ちの良い品種が市場に出回らないのでしょうか?
市場にはあまり見かけることはありません。特に冬場はお饅頭の形をしたかぼちゃが多いですよね。その産地は、外国産です。
かぼちゃは、日持ちして長く食べることのできる野菜ですが、流通が発達して海外からも野菜が入ってきているからです。
あえて経費をかけて貯蔵して食べる必要がなくなったからなんです。
貯蔵しておくと若干色が赤みを帯び、新鮮味が無くなりますが、味はどれもおススメです。
ただ「鹿ケ谷かぼちゃ」という京都の伝統野菜のかぼちゃ。
私は美味しく食べる方法を見つけることができませんでしたが、きっと美味しく食べる方法が有るはず。
昔は「冬至南瓜」という食べ方があったように、冬に貯蔵しておいたかぼちゃを小豆と一緒に食べる風習がありました。
「冬至南瓜」も新鮮なかぼちゃを使って作るいまの時代こそ、貯蔵したかぼちゃを食べ旬を楽しみたいですね。
この記事については日持ちの実験 【かぼちゃの品種】をご覧ください。
かぼちゃ栽培のまとめのまとめ
かぼちゃの品種の話が中心で、それに対して少し思う事。
野菜すべてに言えることですが、植物の目的は何でしょうか?
植物の目的は種の保存と繁殖です。
植物自体は足が無いため移動できません。そのために様々な方法を使ってタネを移動させます。
かぼちゃはその1つの方法が動物の食糧として果実を食べ、糞として種子を他の場所に運んでもらう(種子散布)。そして新たな土地で繁殖するのです。
しかし、私たちが食べている野菜のほとんどは、未熟果です。完熟といっても本当の完熟では収穫してません。
その理由は簡単
日持ちしないから、実が割れるから、種子が大きく沢山あって食べにくいからです。
なぜ完熟してないのを収穫してるのに私たちは食べたい・美味しいって思うの?
人間が食べやすい形・美味しい味に変えたからです。調理して食べるからです。
人間はタネを食べません。種は必要ないのです。
タネが無いかぼちゃも今に開発されるかもしれませんね。
日持ちさせるという事は、タネの充実につながります。
昔は美味しいかぼちゃのタネを取っておいて、次の年のかぼちゃを作ることをしていました。
いわゆる完熟かぼちゃです。
「冬至南瓜」が本当の完熟かぼちゃなんでしょうね。
かぼちゃの品種は、大小・早生晩生・日持ちしやすい・食感・味など様々な品種があります。
せっかくかぼちゃを栽培するなら、いろんなかぼちゃを楽しみたいですね。
今の所私の一押しかぼちゃは30年位前の品種「くりあじ」福泉交配。甘くてポクポクの感動が忘れられません。
私もそれ以上の新たな究極のかぼちゃを探してみます。
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